ブラジル、空港建設で不正行為

本日はここではあまり扱っていないけど、世界的に見ると入札厳格化の動きがあるので選んで見ました。

9月13日付けBBCはBrazil judge halts Sao Paulo airport terminal workの記事において、「ブラジルの連邦裁判所裁判官は州空港公団はGuarulhos空港プロジェクトの契約入札において、適切な入札プロセスを無視したとして、サンパウロに建設中の国際空港の新ターミナル建設作業(7億ドル)を即座に中止するよう命じた」と伝えています。

ブラジルは2014のワールドカップサッカー、2016年のオリンピックのホスト国であり、それに向けて空港の扱い能力を倍増(2014年までに527万人に)している最中ですし、競技場と結ぶ高速鉄道建設計画(地盤の問題もあり、これの落札が○とは言えないという見方も。。。)も進んでいます。

裁判官は「急ぐからといって規則を無視するのは、公共工事プロジェクトにおける悪しき前例となる」としています。これに対し空港公団は作業再開に向け控訴の予定だとメディアは伝えています。

中国、インドとならんで世界経済を牽引していくと見られるブラジル、資源はある、国土は広大、人もいる、でも実際にそこで商売をするとなると、どのドアをたたけば良いのか見通しの効かないところがいろいろと言われる由縁でもありましょう。しかしこのケースを見ると、司法は独立しているのね。ある意味、某国より立派かもしれない。
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by fukimison | 2011-09-14 11:14 | 動向  

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