CABEによるcommunity grant

昨日に続き、本日も英国の景観系の記事紹介です。

英国は先日の暴動などから見てもいろいろと社会制度に破綻が生じているようですし、緊縮財政による制度改革でCABEがデザイン評議会に組み込まれたりして、その本来機能実施に陰りがでるんじゃと不安でした。
この2つの補助金の定義を読んで感じたのは、機関として景観構成を担うのから、地域住民が担う方向へ転換しつつあるということでしょうか?

まずこのcommunity grantを伝えるTransForum Placeは「デザイン評議会CABEは小型補助金を介したneighborhood pranningプロセスを支援すると決定した。この補助金はより良い地域創造のため、近隣プロジェクトのbuilt environmentにおけるデザインの質を改善するのが目的だ」とあります。

デザイン評議会サイトにあるcommunity grantに関する説明では、「デザイン評議会CABEは地元コミュニティーと協働する小規模団体および地域開発におけるデザインの質に対する志を支援するため、補助金を提供する。最大7000ポンドまでの補助金は2種類があり、その地域のbuilt environmnetがどのように展開してゆくべきかというコミュニティーのビジョン発展を助けるもの、来るべき開発プロジェクトのデザイン品質を支えるための地元デザインレビューに携わるものだ」としています。

Design Review Grant
これは計画された開発におけるデザインの質向上にかかわる既存の地元デザインレビューパネルに与えられます。

Neighbourhood Projects Grant
こちらは近隣プロジェクトにおけるデザインの質向上を支援するコミュニティーグループへの支援でありアドバイスを提供するもので、計79000ポンド、全国から13の団体が選ばれている。

地域と密着した建築物、それは地域の気候風土によって育まれた文化の文脈に沿った建築物に現代のエッセンスをプラスしたものだろうと想像します。そういったものを支援するための補助金システム、ちょっと羨ましい。
[PR]

by fukimison | 2011-09-16 12:33 | 景観  

<< ペルー、舗装化へ向け108億ドル投入 英国の鉄塔コンテスト-2 >>