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ペルー、舗装化へ向け108億ドル投入

先週、福島へ行ってきました。7月の岩手(南三陸、宮古、釜石)、8月の宮城(東松島)、と比べてみて、(時期も被害の度合いも違うけど)福島ちょっと悩ましいです。7月に岩手へ行った時点で自治体によって(職員数や財政、対口援助の有る無し)瓦礫の片付けや道路の修復情況がとても違うのが印象的でした。しかし福島はなんというか、呆然として何も手につかない、といった雰囲気を感じました。これは原発の影響が大きいのだろうと想像します。

そんなこんなを考えているうちに、一週間が空いてしまいました。
十月を目前にして、再開です。

そこで本日は上海の地下鉄事故にしようかとも思ったのですが、やはりインフラといえば道路、ということでえらんでみました。9月26日付けKHLはPeru aims for 85% paved roads by 2016として、ペルー政府が2016年までに道路の85%の舗装化を行うと発表したと伝えています。

「ペルーのparedes交通大臣は今後5年間に同国の国道の舗装率を85%に向上させる計画だと発表した。CIAのWorld Factbookによれば、ペルーは国道23838km、州道19049kmからなる総延長102887kmの道路網がある。」のだそうです。

2011年のworld factbookの交通セクションをみると「非舗装の滑走路を持つ空港数153、鉄道総延長2020km、水路8808km(アマゾン流域に8600kmの航行可能の支流およびチチカカ湖に208km)」とあるあたりが目をひきます。

「大臣はインフラの向上はより広範なペルーの統合を導くものだ。このプロジェクト費用として2011年から2016年にかけ約108億ドルを投じるものだ。プロジェクトの初年度は423kmの国道を改善し修復する計画だ」と述べた。

「この目標達成の前に横たわるいくつ物課題には同国の約3460kmにのぼる主要道路が山岳地帯に存在し、なおかつ補修を要するという事実がある。さらに同国のインフラ計画は首都リマのライトレイル網の第2区間の建設も含まれている」

リマにライトレイル?と思いネットサーチしたところ今年の7月1日にTren Eléctrico light rail systemというのが開通しているようです。

こういうニュースを読むと、ゆっくりとではあってもそれなりにインフラが整っていくように感じます。

by fukimison | 2011-09-27 21:06 | プロジェクト  

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