ロシア、モスクワ・サンクト間のM11号線建設工事
2011年 09月 29日
9月28日付けKHLはAECOM oversees Russian roadとして「米国を本拠とする技術および管理サービスグループのAECOM社はPPPコンセッション方式で行われるモスクワ・サンクトペテルブルグ間を結ぶM11号線の契約を得た」と伝えています。
このプロジェクト自体は国営企業のAvtodorが譲与者であり、フランスのVinci社とロシアの民間投資家で構成されるNorth-West Concession社(NWCC)が契約を得ているとあります。
AECOM社は技術エキスパートとして参加し、承認されたパラメーターにプロジェクトが遵守しているかをモニターし、AvtodorとNWCC社の両者に報告を行うというのが契約内容だそうです。
記事によれば「特に、AECOM社はデザインレビューおよびプログラムの工事監督サービスを提供する。このハイウェイプロジェクトはモスクワ・サンクトを結ぶ新しい有料自動車道路の第1工区、44kmの設計、資金調達、工事、および運営で構成される」
AECOM社のサイトにあるリリース文は、「AECOM社はロシアのPPPハイウェイ調達プロジェクトにおいて2300ドルの契約を得た」としてこの事を伝えています。
「既存のM10ハイウェイはロシアでも混雑した道路の一つであり、モスクワ近隣都市だけでなく、シェレメチェボ国際空港、モスクワ・サンクト間の新しい代替道路として機能することが期待されている。このハイウェイの建設工事は既に始まっており、第1工区の開通は3年以内と見積もられている」のだそうです。
44km3年ですか。
どうもこういうニュースは南米、東欧、ロシアからでるようになってきたようです。
by fukimison | 2011-09-29 18:41