中国、チンタオのPacific Dream Plaza

とにかく忙しくて、やっと終わったら風邪を引いて、人心地ついたら13日になっていました。10日も間があいたのは旅行以外では初めてでしょう。

久しぶりの記事に何を選ぶのかちょっと考えましたが、やはり大型プロジェクトが良いと思いアトキンズがチンタオ(中国山東省)で行うPacific Dream Plaza projectを選んでみました。Pacific Dream Plaza、なんとも壮大な名前です。

まずイメージを見ていただくのが一番なので、2月9日付けWorld Architecture NewsのWaterfront complex springs up in Qingdaoをどうぞ、

SF映画もどきというか、なんとも不思議な感じです。
記事は「中国、チンタオでアトキンスによる複合利用開発のパシフィック・ドリーム・プラザ、建設始まる」の見出しがついて、「中国北部のチンタオでアトキンス設計によるパシフィックドリームプラザの建設が始まった。川沿いの300,000平方mの開発は30階建ての5つ星ホテルタワー、1500戸の住戸やオフィス、小売スペースを含め、一連の修景的な街区や小道を軸として構成されている」で始まります。

もっと現実的なイメージとしてはarchibaseplanetのPacific Dream Plaza記事の方が良いでしょう。

「この開発は2方を川で囲まれ、他方は既存の周辺地域と一体化している。こういった境界条件は建築家にユニークな課題を与えた。というのも4つの面からの開発が存在するわけで、それはファサードのデザインや建物の形状を全ての方向から見て調和するように、慎重にモデル化する必要があった。さらに香港のアトキンス事務所に所属する交通エンジニアリングチームと協働で解決する必要のある、複雑な交通流れやサービスインフラ問題をもたらした」

アトキンスの北京スタジオはアトキンスの英国、香港および上海の構造、交通および持続可能チームの支援を受け、マスタープランから詳細設計までの設計デザインを請け負ったとありますが、肝心の工期や予算が書いていないのはちょっと問題。

しかし中国もそろそろ製造業が行き詰ってきたという声も聞かれ、また不動産バブルをどのように軟着陸させるかが重要な課題といわれる中、このような豪華都市開発をして大丈夫なんでしょうか?大丈夫じゃないとしても、ここで中国に失速されるとこまる欧米が助けると踏んでいるのでしょうか?
過去に5回もデフォルトしたことのあるスペイン、そしていま話題のギリシア、素人が考えても休むに似たりですが、気になります。
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by fukimison | 2012-02-13 11:34 | プロジェクト  

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