仏、初めての沖合い風力発電プロジェクト始動へ

福一で知られるようになったフランスの原発ジャイアントのアレバや原発依存度の高さ、
にもかかわらず、在日フランス人への帰国命令があっという間に出たというのは、原発の危険が認知されていたからだろうか?
それはさておき、原発依存度が高くドイツやイタリアが脱原発の舵を切っている中、またフランス国内で脱原発6万人デモなんかが起きていても、原発は国策としていたのが沖合い風力発電を建設というニュースが出ています。

4月6日付けのロイター伝はAlstom win bulk of French wind farm tenderとしています。

「Alstomと提携を組む国営電力企業EDFは、フランス初となる大型沖合い風力発電を落札した。この風力発電プロジェクトは原発への依存度を減らすと同時に、他の欧州大国に後れを取る再生可能エネルギー容量のギャップを埋める一助となるだろう」

「EDFは沖合い風力発電現場のうち3カ所を、一方、フランス国営原発メーカーであるアレバ社と組んだスペインのIberdrola社が4カ所目を落札した」

「各社は70億ユーロを投じてフランス北部に2,000メガワット(小型の原発1基分に相当)の沖合い風力発電ファームを建設予定」

「現在フランスは陸上風力発電により消費量の2,5%に相当する7,000メガワットの発電を行っているが、これはEUの風力発電地図でトップを占めるドイツ(28,000メガワット)に大きく遅れをとっている。

Rechargeのサイトを見るとやはりEDF group gets three French offshore zones, Iberdrola oneという見出しで、落札企業の情報が出てきます。

「国営電力企業EDFとタービンメーカーAlstomによるコンソーシアムがフランス初の沖合い洋上風力発電ファーム入札において5カ所の開発ゾーンのうち3カ所を落札した。」ではじまります。

DEFのコメントとして、「当グループは地域開発を企業の戦略目的としており、この落札成功はフランスにとり再生可能エネルギーにおける新規産業開発の夜明けと捉えられ、これによりタービン製造、土台や風力ファーム建設、維持管理において約7500の雇用創造がもたらされるだろう」と伝えています。

これも一種のインフラ建設による雇用創造・経済刺激というケインズ的手法なのでしょうけど、世界的に人口減に向かう時、すくなくともいらなくなった時の廃棄の仕方があるものの方がよいかもです。
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by fukimison | 2012-04-10 11:14 | プロジェクト  

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