インドネシア、スンダ海峡大橋のその後

ずいぶん前にインドネシアのジャワとスマトラを結ぶスンダ海峡大橋建設計画のついて載せたような記憶があるのですが、前すぎて記事が探し出せません。自分でサイト内を探すよりググッた方が早いというのも微妙です。ジャワ・スマトラを結ぶ橋梁

「橋梁設計は2012年に完成」とあります。

6月8日付けBukisaに2014年に着工かとするSunda Strait Bridge Connecting Sumatera And Java--Is It Possible?と言う記事がでて、それなりにすすんでいるのかと思ったのですが、6月29日のジャカルタ・ポストに掲載されたSunda Strait Bridge befouled by Cabinet hi jinxによると、「ジャワとスマトラ島を結ぶスンダ海峡大橋(Sunda Strait Bridge:SSB)計画が政府(ユドヨノ大統領の経済チーム)と中国・日本・韓国の投資チームとの対立で混乱状態」だそうです。

記事を見ると、いわゆる政商のTomy Winataがプロジェクトの指導的立場にあり、大統領との取り決めで国税が投入されない場合、最低価格入札の10%増で入札する権利を持つのだけども、その後、財務大臣がフィージビリティ調査に資金を提供するとした手紙をおくったところから混乱がはじまったとのこと。

フィージビリティ調査費用も4億3000万ドルとなるとなかなかのものです。総工費が2000億ドルですから、当然といばそうですけど。

Indonesian Institute of Sciences (LIPI) の経済学者 Latif Adam 氏は「このプロジェクトを取り巻く混乱は利害関係者間の適切な調整がおこなわれない場合、いかにPPP計画がゆがんだものになるかという典型のようなものだ」と述べています。

SSBはジャカルタのモノレールプロジェクトやバンタンの海港プロジェクトといった2010年からモノトリアムになっているプロジェクトの仲間入りだそうです。
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by fukimison | 2012-07-02 12:14 | プロジェクト  

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