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Manhattan TowerのCDショートリスト発表

このところエネルギー系の記事紹介に偏っております。もっと景観的な記事が好みなのですが、なかなか出てこない。
これも若干微妙なのですが、建築系ということでご紹介です。

7月11日付けArch Dailyの記事Four Pritzker-Prize winners to submit conceptual designs for new office tower in Manhattanによりますと、L&L Holdingは425 Park Avenueに建設予定の新しいオフィスビルのConceptual designのショートリストとして世界的に有名な建築家4名(ノーマン・フォスター、リチャード・ロジャース、OMA、ザッハ・ハディッド)を発表した。

11人から4人にnarrow downしたわけですが、4事務所ともプリツカー賞の受賞建築家ですね。

この4組のチームは今週、LEEDの高基準で設計された650,000平方フィートのタワーのCDのプレゼンを行うとあります。

アメリカだからLEEDであるのはOKですが、LEEDといったグリーンビルディングの基準がもう一般的に使われるようになったのだなぁと、数年前まではリードのゴールドやシルバーといった基準を使うだけで記事になっていました。

このタワーですが、「ニューヨーク市のPlaza Districtにあり、この半世紀で歴史的地域で1ブロック全体をカバーする最初の開発となる。近くにはシーグラムビル、リーバーハウスといった著名ビルがある」こういうところに建設するのは建築家にとってやりがいがあるだろうなぁです。

この425 Park Avenueの建て替え記事(NYT)がありますが、不思議なデコレーションケーキ型をしたビルはデザインというよりゾーニングの結果であるとか、あと3年でリースホールドはL&L Holdingだけになるとか、いろいろと建設にまつわる小話が面白いです。

今週がプレゼン、9月に建築家に対するインタビュー、最終発表は10月だそうです。

by fukimison | 2012-07-13 12:11 | プロジェクト  

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