ドバイ、パームジュメイラの今後

毎日暑いことです。
暑いときには暑いところの話題ということで、久しぶりにバブル崩壊後のドバイ記事をお伝えすることにしました。

まず8月1日付けのArabian Businessにかの有名なパームジュメイラやワールドの開発業者であるナキールの会長インタビューがNakheel "not in a hurry" to pay creditor claims - chairmanというタイトルで紹介されていました。

「莫大な負債を抱えるナキール社会長のAli Rashid Lootah氏は13億6000万ドルに及ぶ負債について急いで支払うつもりはないし、請負業者が80%までも債務圧縮を受け入れるのではないかと期待していると述べた」

パームジュメイラやワールドの負債は80億AEDほどあり、それを交渉の末、30億AEDにまで圧縮することを債権者に飲ませていますが、さらに残りの債務を10億AEDにまで下げる計画だそうで、We expect to bring it down to not exceeding AED1bn total. We're patient. とおっしゃっていますが、こういうときにPatientという言葉がでてくるのがとってもアラビアンなカンジがします。

2008‐9年のドバイでおきあたバブル崩壊から3年、昨年は5億6200万AEDの利益だったのが今年の1-6ヶ月で7億6700万AED(2億882万ドル)にまで復調してきているのだそうです。(日本の銀行も貸し込んでいたはずですが、どのような交渉をしているのか、アラビア商人と互角に渡り合っているのかちょっと聞きたい気がします)

これを裏付けるかのように7月28日の同紙はDubai house prices up 1.8% in Q2, says Knight Frankという記事を掲載しています。

「ナイト・フランク社の世界都市指標によれば、ドバイのアパートの価格は2012年第2四半期に2%近くあがった。3月から6月、首長国全体で売買価格は1.8%上昇、過去6ヵ月で見てると5.6%上昇している。」ということで、ドバイの不動産は底を打ち、上昇に転じたのがはっきりしたということのようです。

ナイト・フランクの世界都市指標は27都市をカバーするものですが、それによると過去12ヵ月に最も良いパフォーマンスを見せたのはバンコク(29%のアップ)であり、もっとも良くなかったのは前年に比べ9%下落したテルアビブだそうです。

しかし昨年バンコクは水害に見舞われたし、テルアビブだってそれほど安全とは言い難い都市のように思いますが、どうなんでしょうね、そのあたり。
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by fukimison | 2012-08-03 16:25 | 不動産  

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