米、ハリケーンサンディその後

ハリケーンサンディよりも大統領選挙の行方が注目されていますが、1週間がたち被害の全容が明らかにになるにつれて、復興はそう簡単なものじゃないのがわかってきました。

まずは11月4日づけNYTのHousing Nightmare Looms in Wake of Stormによれば、NYCで住宅を失った人、最大で4万人、おそらく2万人強と言う数字が出ています。

被害地域はNY,NJ、Con の3州の沿岸部ですけど、そう簡単に仮の住宅が見付けられると思わないし、あのあたりで公営住宅が空いているとも思えない、となるとカトリーナでおなじみになったトレーラーハウスでしょうか?

11月第1日曜と決められているNYCマラソンもキャンセルになり、その参加者がボランティアで災害復旧に手を貸したりといろいろなニュースが流れていますが、最大の問題は送電網が強風で切断されたことによる停電とその電力回復に時間がかかっていることでしょう。

電力といえば原発ですけど一時は緊急停止のニュースが流れ、何が原因で緊急停止なのか不安でしたけどNuclear Energy Facilities Prove Resilience During Hurricane Sandyによれば、強風、洪水など予想される被害に原発施設をまもる職員は適切に対応、原発は弾性を示したと絶賛モードです。

まあ、想定内で収まって良かったというのが本音じゃないでしょうか?

問題はワシントンポスト紙の記事Burden for rebuilding infrastructure may fall to statesじゃあないでしょうか?

数字を拾ってみると、架け替えや修理が必要な橋梁7万、道路や橋の修理に何億ドルも必要な上に、今後も米国が世界市場で優位に立つにはこの8年で300億ドル以上を港湾設備に投じる必要があるなど、老朽化したインフラの維持管理補修費を確保しなければならないのに、大統領選挙ではほとんど話題に上らなかったというのが、今後の米国の暗雲かもしれませんね。
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by fukimison | 2012-11-06 16:56  

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