アブダビ・ルーブル、着工へ

世界のリゾート地を目指したドバイ、
世界の有名美術館招致のアブダビ
世界の有名大学院招致のカタール

天然資源枯渇後に備えて中東各国の方針です。

ドバイは埋蔵石油量はほとんどなかったので、一番にリゾート開発を決め人口島のパームジュメイラなどなどを建設してきて、最後がかのブルジュハリファ、そこで力尽きたわけですけど、インフラというか建築物は完成したときから陳腐化は始まるし、維持管理費も時がたてばたつほどかかるようになるので、将来戦略としてはどうかな?です。これは日本の地方都市の公共建築物投資と同じ構造ですね。

そして本日の紹介記事アブダビのルーブル招致です。

1月8日 Al Arabiya紙はArabtec to build Abu Dhabi Louvre for $654 millionとして伝えています。

「計画発表以来、遅れに遅れていたプロジェクトのルーブルアブダビアートギャラリーだが、ドバイを本拠とするArabtec Holding社が主導するコンソーシアムが6億5400万ドルで建設すると1月8日に発表された。
アブダビ観光開発・投資会社(Abu Dhabi Tourism Development and Investment Company)は、2015年の開館を目指し、建設は直ぐに始まると述べた。建設はArabtec社が主導しスペイン企業のConstructora San Jose SA、サウジのSaudi Oger子会社の Oger Abu Dhabi LLCが参加するジョイントベンチャーが落札。
契約価格は約6億5400万ドル

アブダビは30年のルーブルの名称利用権に130億ドルを支払っていますが、その利用権貸与についてはフランス国内で大論争が起きたと記憶しています。

しかしジャン・ヌーベル設計のアブダビルーブルちょっと楽しみです。
画像はないかと探したところ、こんなふうというのを発見

FTもAbu Dhabi awards Louvre branch contractとしてこのプロジェクトのこと掲載しています。

なぜかこちらは6億5300万ドルと微妙に数字が違う、為替レートの関係かしら?

FTの方はルーブルは2015年に開館予定、続いて大英博物館と提携したZayed National Museumが2016年に、ニューヨークのグッゲンハイム美術館のフランチャイズが2017年にとあります。

アブダビは欧米の有名美術館・博物館が1ヵ所にあることで、移動せずに美術品を楽しみ、ついでにリゾートもという戦略なのでしょう。

今後の展開に期待です。
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by fukimison | 2013-01-09 13:25 | プロジェクト  

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