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チェコ初のLEEDプラチナビル

3・11前から環境に配慮した、とか、持続可能な、という言葉が建設を始めいろいろな場面で見られるようになっていましたが、どこまで環境に配慮したのかがいまひとつ微妙、その物差しとしてあるのが米のLEED、英のBRE、そして日本のCASBEE。

本日ご紹介はチェコの首都プラハにRichard Meierが設計、このほど完成したビルがLEEDの基準の中でももっとも環境配慮度の高いプラチナ認証を取得したものだというものです。

2月21日付けのBD onlineにある記事Richard Meier completes office building in Pragueがそれです。

外見だけだと?ですけどプラチナだそうです。建物中央部にスカイライトのアトリウムがあって、そこには植栽がということです。それだけでプラチナがとれるはずものなく、「夏季はアトリウムは自然換気が行え、雨水貯蔵、緑化屋根、地元およびリサイクル材の使用」だそうです。

2月25日付けのA&A誌もIn Prague, Meier’s City Green Courtとして紹介しています。

「プラハの歴史地区からはずれ、荒廃地区でもあるPankkracにおける第3作目となるオフィスビルプロジェクトで、チェコ共和国として初のLEEDプラチナ認証を受けたもの。アトリウムには高さ25フィートのオリーブの木が植えられ、建物全体は8階建て」だそうです。

詳しくはMeierのサイトにあるcity green courtのドラフトや写真をご覧ください。

by fukimison | 2013-02-26 10:28  

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