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ヘルシンキとタリンを結ぶ海底鉄道トンネル構想

ひさしぶりに夢のある大型プロジェクトのFSが動き出しそうで、ちょっと楽しい。

4月15日付けバルチックビジネスニュースの記事Finland considers a rail tunnel between Helsinki and Tallinnです。

記事のリードによれば「フィンランドの地質センターはヘルシンキとタリンを結ぶ鉄道トンネルのルート調査を受託した」そうです。

フィンランドの首都、ヘルシンキとエストニアのタリンはバルチック海をはさんで向かい合っていることから(現在はフェリー航路がり、所要時間は2時間程度)ここに海底トンネルというのは解らなくもないです。

記事は「見積りによれば、このトンネルプロジェクトの費用は20億から30億ユーロで、着工は早くても2050年」としています。

今年が2013年だから気の長い話ですし、その間に建設費用も変わるだろうし、ニーズも変わる、

これとは別にニューズウェーブの記事Tunnel between Helsinki and Tallinn as part of intercontinental systemはフィンランド側だけでなく、エストニア側の動きとして、同国地質センターはヘルシンキからベルリンを結ぶ高速鉄道ルートである大型Rail Balticaプロジェクトの一部として、この海底トンネルのルート選択を既におこなったと伝えています。

夢はあるけどいわゆるB by Cは大丈夫なんでしょうか?
これから維持管理費が膨大にかかるインフラ大国日本に住んでいると、他人事なのに心配になります。

by fukimison | 2013-04-16 10:51  

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