タイとラオスを結ぶ鉄道、試運転始まる

7月4日からタイ東北部のノンカイとラオスを結ぶ鉄道の試運転が始まったとNation紙がつたえています。

全長3.5kmの鉄道ですが、タイ・ラオス間を結ぶ国際鉄道です。7月15日まで1日2度の試運転を行なう調整段階ですが、8月から本格的な運行を行う計画です。

ルートですが、タイのノンカイからタイ・ラオス友好橋を通り、ラオスのタナレンに至るものです。

このニュースはNationi紙のほか、Bankok Post紙も伝えていますが、後者の方が扱いはおおきですね。

建設は2006年10月に始まり、約3年の歳月を要しました。現在は3.5kmですが、あと20km延伸し、将来は首都ビエンチャンと繋ぐ計画が進行中です。

タイ政府はラオス政府に、友好橋の中央からタナレンに至る(ラオス領内という意味です)の鉄道建設資金としてソフトローンと助成金あわせて1億9700万バーツを貸与しています。

ラオスは以前タイの一部だったとした芸能人の発言がラオスの反発を買い、ちょっとした騒乱になった過去がありますが、タイからラオスへの資金供与は両国の力関係が微妙に見える気がします。

当然、この鉄道建設の目的はメコンデルタのこの地域に観光や投資を呼び込むことにあります。メコン川に橋がかかり、人々や物品が自由に往来できるようになると、自動的に商圏が代わります。ラオス側からの安い物品の流入とタイ側からのちょっと高級な物品の流入、どちらがより影響をうけるのか、ちょっと興味があります。

料金は20バーツから50バーツに成る予定です。
[PR]

by fukimison | 2008-07-11 10:17  

<< 英国、エコタウン計画のその後 欧州新興国のインフラ建設 >>