アセアン諸国、災害活動網構築へ

7月24日付けのIHTを見ていたらASEAN countries to pool resources for disaster reliefという記事が目を引きました。

その内容は、アジア・太平洋保安会議参加各国(EUおよび参加26カ国の外相)は、同地域を取り巻くサイクロン、地震や洪水といった自然災害を戦うため、国際的に資源(軍事的な支援を含む)をプールするという野心的な計画を発表したというものです。2004年のインド洋大津波に始まり、ミャンマーのサイクロンや中国の四川省大地震などの大災害の折、官民というか民間と軍隊両者を上手に調整し作業に当たることの必要性が明らかになった。2009年に救援訓練を大々的に行う計画も示された。

確かにこのところ、気候変動のためか米国のカトリーナ、欧州の熱波、イギリスの洪水、日本では東北地方の地震と世界中で大災害が相次いでいます。

Think the Earthの方がおっしゃっていましたが、平均気温が2度あがると大変なことになる、といわれている。でも一般の人にとり2度上がるということが、そんなに大変なことと思えない、是に対し、平均気温を自分の体温を考えて、体温が2度あがったらどうなるか、平熱が36度の人にとり38度は病気でしょうし、これが39度になったら、40度になったらと想像してみれば、実感できるでしょうといわれ、とってもリアルでした。

それはともかく、この会議を主催したシンガポールのYeo外相が「この主の演習を行うことで共通の言語を生まれ、緊急時に誤解を生むことなく救援活動が進められる」としています。つまり共通認識として、「地域的な災害救助のおいて軍事的な資源と人員が益々重要な役割を果たす」があるということでしょう。

来年この災害援助演習を行う場所として、フィリピンが申し出ており、日時や場所、路地スティック手段などが確認された。これによって、どの国がどういった人災や資材、資源を保有しており、それの利用法などを知ることで、いざとなったらどこに何を求めればよいか、手法の確立が行えるというものです。でも、サイクロンで大災害を受けたミャンマーのように、いくら救援が目的とはいえ、外国の軍隊が入ってくることで政府の基盤が崩れることを危惧する軍事政権などありますから、そうそう簡単にこれが実行できるとは思えません。またそういう国ほど、インフラの不備などで、自然災害+人災=大災害になりやすい状況にあります。

多発する自然災害に備え国際的な救援活動網の設立は、本当に必要なことだと思いますし、この試みの成功を願うものですが、地震や津波はともかく、身の回り3mでできることを通じて温暖化防止に努め、それが大サイクロンの発生防止に繋がることを望むばかりです。
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by fukimison | 2008-07-25 16:04 | 公共財  

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