スペインのインフラ投資

昨日の米国のインフラニュースに続き今日はスペインです。でも米国のがちょっと暗めのニュースだったのに対し、スペインのはインフラに大型投資を行うというもので、明るいといえば明るい。

建設専門誌のNCEによればスペイン政府は2008/2009年に公共住宅や中小企業に160億ユーロを投じると宣言したとあります。

この記事の元は何かと探したところ、NASDAQのなかにSpanish Government Announces Reform Package To Boost Economyという記事を発見しました。

こちらの記事によれば、スペイン政府は急速に後退する経済を活性化するため、2008/2009年の経済改革パッケージを発表したとあります。スペイン経済省は24の政策、これには住宅、交通、エネルギーおよびテレコミュニケーション分野を含むを介して行うとしています。

この計画の一環として政府は中小企業むけ貸付改善のため、スペイン金融公庫(ICO)のクレジットラインをはじめ、2009年と2010年に200億ユーロを注入する計画だ。この計画には富裕税の撤廃も含まれている。

スペインは州によってはですが、太陽光や風力発電に特化して環境的な成功を収めている地域もありますが、原油高や世界的な不況、他の国と同様の不動産不況に見舞われ、結構つらい状態にあります。GNPは第一四半期に2.7%であったものが、第二四半期には1.7%におちています。さらにGDPの約10%にあたる予算赤字があり、この赤字を増大させないことを確保し、EUの赤字リミットの3%内に留めるため、新インフラ計画の資金は間接的な、おそらく民間資金調達を介するものとなるでしょう。

スペイン政府の声明によれば、この新改革パッケージは2010年までに経済成長を3%ほどにまで後押しするものとなろうとしています。

スペインの年間インフレ率は7月に1997年以来最高の5.3%に達しています。

うーん、明るいというより必死という方が近いかもしれません。
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by fukimison | 2008-08-27 10:50 | 公共財  

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