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中国企業がカナダでバイオマス発電所建設

先週末から今週にかけ公私共に怒涛のような日々で、インフラニュースチェックどころか、メールチェックも滞るありさまでした。その間に円はあっと驚くような価になっているし、株価は最安値をつけるし、いったいどうなるんでしょう?

こうなると自給自足できる海辺の農家あたりが、いいのかなと。。。
大きく儲けようと思ったら儲かる道もなくはなく、でもそれなりに収支トントン、穏やかにくらしていきたければ、そうもできるという選択肢のある生活として、いいんじゃないかなと思案中。。。。

そんなことを考えながらも見付けたのが、カナダはオンタリオ州政府のONTARIO AND CHINA GO GREEN TOGETHERの記事です。これでけじゃなんのことかわからないでしょうけど、このあとのリードでMcGuinty Government Promotes Two-Way Investment And Trade In Shanghaiと続きます。

10月28日カナダのWindfields Solar and Renewable Energy社は、中国のWuhan Liren社と共同で実証プラントの建設運営を行う計画だと発表した。Wuhan Liren社はさらにバイオマス発電システムを建設し支援するオンタリオ製造プラントにも投資する計画だ。これはオンタリオ州のDalton McGuinty州知事とその使節団は上海を訪問中で、この建設契約は同知事が署名を行っています。つまりオンタリオ州は環境技術を中国に売り込み、また中国からの投資も同州に呼び込もうという計画で、そこでタイトルの双方向投資というタイトルがなるほどという意味を持ってきます。

そしてプレスリリースは「太陽光や風力といった従来の再生可能エネルギ源と違いこの発電施設は、殆ど排気を行わない農業や森林廃棄物を利用するものとなろう。この新しいバイオマス発電施設はこの種のものとして北米初の施設となるだろう。」という説明が続きます。

こういう金融恐慌で世界経済が疑心暗鬼ですることなすこと萎縮しそうな時に、環境問題で世界から叩かれている、でもまだ伸びシロのありそうな中国に自国の技術を売り込みながら、自国に投資させていくカナダ、恐るべし。

1、オンタリオと中国の二カ国貿易は2003ねんから2007年にかけ2倍超に躍進し、2007年には210億ドル超に達した
2、中国は2006年から2010年にかけ、1750億ドルを環境保護に投資する。
3、現在オンタリオに環境技術企業が2600社ある

と数字が列挙され、環境ビジネスの未来、カナダの強みを示しています。
カナダは資源がある。オーストラリアも資源があるけどカナダに比べ市場から遠い。
うーん、よいかも。

by fukimison | 2008-10-28 13:12  

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