英不動産、12ヶ月連続で下落

環境系のニュースが続いたのでもっとインフラ的なニュースをと思って探したのですが、時節柄なかなかプロジェクトが立ち上がらないので、不動産ニュースです。

夏ぐらいから英・米の不動産ニュースを時折お知らせしてきましたが、本日は10月30日付け英ガーディアン紙のHouse prices slump by 14.6%です。
その物ずばり、住宅価格は昨年(2007年)10月から12ヶ月連続して下がり、14.6%の下落となったというものです。この数字はネイションワイド住宅組合 (Nationwide Building Society・英国最大の住宅組合、組合員が所有する共済組合)が伝えるもので、住宅の平均価格は1年前に比べほぼ3万ポンド下がり、158,872ポンドになったそうです。

値段が下がったから売買は活発になるかといえばこの金融収縮ですから、同組合は住宅ローンにおいて住宅購入の割合は1974年にこの種の統計がはじまって以来最低水準になったと発表しています。一方で他のデータ、不動産売却にかかる日数は昨年に比べ60%以上も長くなり、ほぼ12週間を要するようになっているそうです。(3ヶ月かかっても売れればいいんじゃないでしょうか?)

今週の初めイングランド銀行は、約50万人の自宅所有者が不動産価格より高額の住宅ローンを抱え、さらなる15%の価格下落が、120万人をネガティブエクイティー(市場価格から担保を引いた価格がマイナスになること)に直面する結果をもたらすかもしれないと発表した。

サブプライムの始まりが2007年秋でしたから、当然英国は2007年の夏で不動産価格がピークアウトするわけで、その頃に不動産購入を行った人は逆ザヤ現象に見舞われるというバブル崩壊時の日本と同じことがおきているのだなと痛感です。

ここでも「歴史は繰り返す」でしょうか。
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by fukimison | 2008-10-30 18:13 | 不動産  

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