杭州の地下鉄工事で死亡事故

週末は建設関係ニュースのザッピングをお休みするものですから、月曜日はいろいろなニュースのキャッチアップとなります。その中で目を引いたのが11月15日に杭州(浙江省の省都)で発生した建設中の地下鉄用トンネルの崩落事故です。当初1名と報道されていた死者が16日に3名になり、以前17名が行方不明との報道がChina Postに出ました。(Death toll in China subway collapse rises to 3, with 17 missing in flooded tunnel

中国に関する最近のニュースは金融収縮やG20がらみが大部分を占め、こういった工事事故はあまり報道されることがないことから、今回取り上げることにしました。

China Post や中国日報(Subway tunnel collapse leaves 3 dead, 17 missing)の報道を総合すると、杭州で地下鉄工事が進んでいた。それが15日(土曜日)の午後3時20分に75mにわたりトンネル崩落を起し、そのためトンネルの上を走る道路が陥没した。このため走行中だった車両11台が崩落に巻き込まれ、少なくとも作業員3名が死亡し17名が行方不明になっているというもので、中国日報の記事にある事故現場の写真をみると、水が出ていることから救出および復旧工事はなかなk大変そうです。

新華社によれば、救助隊員はクレーターに落ちた車両を引き上げ、これに乗車していた運転手や乗客は全員無事だったとあることから、問題は作業員のようです。

関係機関はさらなる陥没の可能性を否定していません。また専門家の助言により陥没事故現場近くの家屋3軒に避難命令がだされました。この3軒は復旧作業用の建機搬入や作業のため、取り壊されると報道されています。同州の知事は工事の一時停止を命じています。

この地下鉄は杭州の南東部にChina Railway Construction Group Co. Ltdが建設中のもので、崩落事故のすぐあと現場近くを流れる川の水がトンネルに流入し、16日の午前9時までにその水量は、高さ6mのトンネルうち3mにまで及んだことが事故を大きくしたのでしょう。

この事故のニュースですが、日本の報道と微妙に違います。
たとえばFNNのニュースでは大量の地下水により道路は冠水とあります。

中国日報はWater from a nearby river flowed into the tunnel となっているし、水がでたことは事実でも、その原因はどちらが正しいのかしら?

このあたりが中国っぽいというか、大事故にありがちな情報錯綜と感じます。
それにしてもインフラ工事、特に地下鉄工事は地上に鉄道を敷設するよりも、いろいろな要素が入ってきて難しく、私はその国の国力を示すものでもあると思いますが、地方都市の工事とかまあいろいろあるんだろうなぁと想像いたします。
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by fukimison | 2008-11-17 11:34 | プロジェクト  

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