英、建設部門下落続くとの報告書

昨日の記事でちょっと付け加えたいことがあるので、本日の記事に入る前に一言

クロイドンの再開発プロジェクト、4億5000万ポンドのうち、本当に建設にかかる費用は結構少ないんじゃないかなと思うと書きました。そこで今話題の東京中央郵便局の建替え記事を捜して見ました。

まず最初に「大成建設、旧東京中央郵便局の再開発受注 876億円で38階建て」という日経の記事。大成に支払う建設費が876億円。

やはり日経の記事で「「重文指定可能な改修を」、東京中央郵便局の建て替えでJIAが要望」これを読むと延べ床面積が延べ床面積約21万5000m2だということがわかります。

建築費を延べ床面積で割ると1平米あたりの単価がでますが、なんと40万円ちょっと。これに設計料、空調やエレベーターなどの機材費が加わるのですが、それにしても建設単価は一般の戸建住宅平均単価よりも安い。

大丈夫かね?というのが素朴な疑問。

それはさておき、環境、プロジェクトファイナンスと続き、本日はChartered Institute of Purchasing and Supply (CIPS:購買供給勅許研究所)による調査書、Purchasing Managers' Index (PMI:購買担当者景気指数)は、建設および土木が記録的な速度で下落したことで11月も収縮したと伝えているという記事です。

これについてNCEはConstruction sector continues to contractという記事を、CNPLUSはConstruction economy decline accelerates in Novemberという記事を出しています。

それぞれの記事の気になるところを抜き出してみると「11月の英国建設業勾配担当者指標は、業界生産高、雇用、下請け業者の利用、および購買は1997年4月に調査が始まって以来の速度で下落したことを示している」とあります。

業界の業績を計る単一指標の季節調整済みPMIは、50が変化なしであるとき、11月は31.8という記録的な数値を示した。」そしてその内訳として「建築工事が大幅に収縮するなか、住宅は相変わらず最も打撃を受けた部門であった。他の2部門、商用および土木もまた、最新の調査期間に記録的な業績低下を示し苦境を表している」

一方で調査は、燃料および原材料費が下落したことで、この10年弱で初めて、投入物価が下がったことを示した。
この調査を行ったCIPSの担当者は「この現象と共に、イングランド銀行の金利引下げはかすかな望みをもたらし、業界の自信の下支えに役立つだろう」と述べている。

業界が少しでも楽観的に物事が見られるのなら、まあ宜しいんじゃないでしょうか。
だからといって、LCAも考えないような巨大建築物に走るのはどうかと思うのですが、、、
必要なものを選び、手堅く建設・維持管理です。
[PR]

by fukimison | 2008-12-03 19:12  

<< カタールとバーレーンを結ぶ架橋計画 英、クロイドン再開発に新型PP... >>