カテゴリ:つれづれ( 143 )

 

中国とナミビア

本日はインフラ建設とは若干異なるのですが、中国企業が巨大なウラン鉱山開発に乗り出すという記事を選んで見ました。

4月20日付けのmining.comに掲載されたChinese company to construct huge uranium mine in Namibiaによると、「ナミビア政府と中国政府は新しいウラン鉱山建設に正式に合意したと発表。Husab鉱山の建設費用は約1億2900万ドル、2015年のウラン出荷を目指す」のだそうです。

この鉱山、少なくとも142,000トンのウランの埋蔵が見積もられており、平均グレードは約0.04%、、20年の採掘が可能だそうです。

気になる所有権ですが、ナミビアの国営鉱業会社Epangelo Minigが10%を、中国の国営企業China Guangdong Nuclear Power Holdingが90%、このChina Guangdong Nuclear Power Holdingは昨年21億ドル弱でオーストラリアのExtract REsouces社からこのHusabプロジェクトを購入したとあります。

このニュースは4月19日付けの新華社も伝えていてChinese-invested Husab uranium mine kicks off construction in Namibiaによれば「操業が始まると、この開発は2000の常勤雇用、6000の臨時雇用を生み、さらにHusab鉱山はGDPを5%押し上げると期待されている」とあります。

GDP5%、なんという数字、ナミビアだとそうなんでしょうねぇ。
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by fukimison | 2013-04-23 11:58 | つれづれ  

ロシアの小話

インフラとは全く関係ないのですが、つい、面白がってしまいました。

3月12日付けのアラビアン・ニュース、Russia seizes 26,000 diamonds from man on Dubai flight 、ドバイからシェレメチェボ空港に着いた男性、申告する物品なしのゾーンで通関しようとしたところ、手荷物から26000個のダイアモンドが見つかるという記事なのですが、ダイアモンドのほかに250箱のiPhone5を持ち込もうとしていたということで、ロシアではダイアモンドとiPhoneは同列なのでしょうか?

3・11に関連し、アレバの日本側パートナーの1社、神戸製鋼に福島からの使用済み核燃料用乾式キャスクが送られたと言うもの、
3月4日付けのロイター伝AREVA and Its Japanese Partner Kobe Steel Deliver the First Dry Storage Casks for Spent Fuels of Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

アレバと神戸製鋼のJVであるTransNuclear Ltd.は福島第1原発の核燃料プールに貯蔵されている使用済み燃料の乾式キャスク3本を初めて東電に向け配送したとあります。
2年たって初めてというのもちょっとですが、どの原発も再開すれば燃料プールが満杯になるのは時間の問題、六ヶ所は行き詰まりを見せ、空冷式の採用に向かうしかないと感じていましたが、ついにですか。
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by fukimison | 2013-03-12 16:31 | つれづれ  

アラビア語の世界

アルジェリアのプラントで発生した襲撃事件にまつまることを少々

英語ソースに頼ることからどうしても欧米に偏り勝ち、将来の構図を考えると東欧、中東、マグレブあたりは押さえておきたいのですが、なかなか難しい、いまからアラビア語を勉強しても遅いし、言葉だけじゃなくて文化的・歴史的背景も抑えておかないと、と必要な事が多すぎます。

おそまきながら、alarbiya netの英語版を見てみました。

High Lightの最初に出てくるのがロシアがレバノンに救援機を送るという記事
Russia sends planes in Lebanon to evacuate citizens from Syria

平和な日本人にとってアルジェリアの事件はとりあえず終わったんじゃないの?今、救援機ということは今後大きな襲撃が頻発するかもしれないから、予防策というか、救援機を飛ばすぐらい切迫しているの?という素朴な驚きです。

でも記事によると「モスクワは火曜日、レバノンに救援機2機を飛ばし、シリアから100人超のロシア人の避難を計画と緊急事態省が発表」

記事によるとロシアはシリアのアサド政権を支援していたそうですが、救援機を飛ばすということは、22ヶ月も続いたシリアの内戦が大詰めを迎えたということでしょうか?

かとおもうとAudi says plans to double Middle East sales by 2020として2020年までにアウディ社は中東での売り上げ倍増を計画中とあります。

「2020年までに中東での売り上げ年間20,000台をめざす」のだそうです。リーマンショック以来停滞気味だった中東も復調ということでしょうか?

「米を本拠とするフォード社、同社は中東で7.5%のマーケットシェアを有するが、は2012年にフォードやリンカーンブランドで75,000台超を売り上げた。これは10%の伸びを示してる、サウジやレバノンの売り上げが例年並であったのに比して、UAEでは55%の伸びであった」と好調ぶりを報道しています。

そして湾岸諸国がイエメンにより一層の支援を約束と言う記事も
Yemen receives promises for more aid from Gulf states

同じようなアラブ諸国でもサウジやUAEといったオイルリッチな国々とイエメンのように非産油国では国力の差が大きいのは理解、そこで同じアラブ人同士ということでしょうか?790億ドルの支援が湾岸諸国から送られると言う記事です。内乱により疲弊した国を立て直すためといいながら、何にその資金が投じられるかが書いてないのがちょっとねです。
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by fukimison | 2013-01-22 11:29 | つれづれ  

各国の様子

年末年始、いろいろと用事が重なりインフラチェックができませんでした。
しかし1月も4日となりそれなりに落ち着いてきました。

お正月休みの間に気になった記事をいくつかひろってみました。

まず第1はこれ、12月27日に米軍紙であるStars and Stripesに掲載された2011年の東日本大震災の時に被災地救援活動をした米空母ドナルド・レーガンに乗船していた米兵士8人が被曝被害で東電を訴えたというUS sailors sue Japanese utility over radiation exposureという記事でしょう。

この訴状は南カリフォルニア地方裁判所に提出され、個人に対する4000万ドルの賠償と1億ドルの医療基金の設立を求めています。さすが米国の裁判です。金額が大きいこと。
さて、どのようは判断が下されるのでしょうか?
日本国内で東電を訴えている人たちへの対応と同じでしょうか?
そのあたりが気になるところです。

地震つながりでもう一つ、
クライストチャーチ(NZ)の地震でも語学留学の日本人学生が被害に遭いました。その時にも映像にでていた大きな被害を受けたゴシック様式の教会の代替にカードボードを利用した仮設で有名な坂さんが参加という記事が12月27日のBBCにCardboard cathedral being built in earthquake hit Christchurchとしてあります。
今後、気候変動で嵐などが増えるとしたら、このような緊急建築の分野は重要になるでしょうね。
緊急時に迅速に対応ができ、使い回しが可能、環境負荷が低く、コスト的にもみあったものの開発も必要ですが、東北の復興を考えると所有と利用を分ける使いやすい法的な枠組みが生まれる必要があると感じます。

最後に欧州の風力発電事情をお伝えしましょう。

12月31日のロイターはSpain's Iberdrola to sell French wind parks for 350 mln eurosとしてスペインの電力大手のイベルドーラがフランスに所有するウィンドファームを売却と伝えています。合意内容はフランスにあるonshoreのウインドファーム32ヶ所(総発電量は321.4ギガワット)を initial paymentとして3億5000万ユーロ(4億6300万ドル)、さらに追加支払金として5000万ユーロだそうです。

過去数年間、イベルドローラは積極的に欧州で再生可能エネルギー分野に投資していましたが、スペインとEUの関係によるものなのか、再生可能エネルギー分野の将来性によるものなのか、微妙です
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by fukimison | 2013-01-04 12:04 | つれづれ  

クリスマスにちなんで

都知事選に衆議院選挙、なんだか争点がどんどんボケていきそうやって適当にごまかして投票日にもちこもうという魂胆か?とかんぐってしまいます。

原発はリスク感によってその費用は変化するとした小熊英二論、
うなってしまう。


そんななか、ちょっと息抜きです。

Inhabitat誌に掲載されたジンジャーブレッドハウス、なかなかすごいです。
こういうのでもみて一息つかないと、ちょっと煮詰まりそう。

個人的にはスーパーストームサンディによりタワークレーンが折れたNYの工事現場を模したジンジャーブレッドハウスが、ちょっと皮肉っぽくていいかなですけど、、、、

それにしても良く作りますね。
人手のある大手ホテルの厨房でないと難しいのが良く解ります。
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by fukimison | 2012-12-10 15:11 | つれづれ  

気になるトピックを少しづつ

このところの気温不順で絶不調、しなければいけないことが山積みなのに、

インフラ関係ではないのですが、University and College UnionのOver 1m young people in England are unemployed or outside educationによれば、イングランドの16歳から25歳の6人に1人がいわゆるニート、1年前に比べれば減っているけどはっきりいえば微減、職業訓練費などけっこうかけているようですが、なかなか効果は上がっていない様子。

これについて思い出すのは田中文部大臣の新設大学不認可を巡るゴタゴタ、大学はもう飽和状態であり人口減の将来を考えれば当然とする意見もありますが、本当のところはどうなんでしょう?専門学校の充実を図るほうが良いとする説、どれもこれも経済面からの考えで教育を必要としている人の側からの意見が見受けられないように思うのですが、どんなもんなんでしょう?

あとニューヨーク市ではじまったInformation Kiosksの動き、Answers for the Tap-Tapping Where a Pay Phone Had Been
これは以前は公衆電話のブースだったところを情報端末に変えるというもの、
記事によれば32インチのタッチスクリーンパネルが貼られ、知りたい情報を得るというもの。
市内250ヵ所の旧公衆電話ブースにいわゆる「スマートスクリーン」が用意されたというもの。

今後どのように発展していくのかちょっと楽しみです。

以前、英国では公衆電話を1ポンドで地元自治体に譲り渡し、買い受けた地域がミニギャラリーにしたりという話がありましたけど、単に取り外していくNTT,ちょっと芸がないぞです。
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by fukimison | 2012-11-26 20:57 | つれづれ  

スイスの国民投票のことなど

都民としては衆議院のW選挙で都知事選の注目度が低くなるのがちょっとねです。
来年7月の都議改選を目前にして、首長と議会、執行と議決の役割をどうとらえていくのか?
それにしても石原・橋下は?
いろいろな面から考えても、原発を使い続けられないのはあきらかであり、どのように始末をつけていくかだと思う。

世代間倫理からみれば消費税や年金・保険問題も重要
ということで本日は11月16日にswiss infoに掲載されたPublic set to vote on phasing out nuclear powerなど、目に付いた記事をざっくりとお伝えします。

「緑の党」はスイスにおける既存原発の使用年月に上限を定めるイニシアチブおよび新規原発禁止のイニシアチブ実施に向けた署名109,000を集めた」

国民投票実施に必要な署名数が10万と言うのは、都条例制定の直接請求に32万集めたことを考えると人口比の重要性を感じます。

スイスは2011年に段階的な脱原発を決めていますが、そのデッドラインは明示していません。そこで国民投票でその道筋をはっきりさせようと緑の党が実施を求めているわけです。

スイスのグリーンピースは2025年までの段階的解消が現実的としています。原発エネルギーの90%を水力、そして国外の風力などのクリーンエネルギー輸入によって賄うとしています。

電力の融通、大陸のツヨミです。

やはりswiss infoの記事ですが、Credit Suisse to pay $120 million for risky bondsとあります。

2008年の経済危機の際に危険な抵当債券を売買したことによるSECとの裁判で1億2000万ドルで和解だそうです。この裁判では米のJP Morganも一緒に訴追されており、両行合わせて4億1700万ドルで決着がついたそうです。つまり残りはJP Morganが支払うということで2億9690万ドルの負担だそうです。

しかし2008年の金融危機の決着が2012年、もうかるのは弁護士団だけ、の構造をなんとかするべきですよ。
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by fukimison | 2012-11-19 14:30 | つれづれ  

米、ハリケーンサンディその後3

東京だけの話ではありますが、都知事選と衆議院のダブル選挙、しかも世田谷・葛飾・八王子は都議補選まで!石原の太陽の党(なんというネーミング、政治は爆発だ!)結党の日に発表するのも面白い!

一連の報道で思うのは日本のメディアって?

それはさておき、ハリケーンサンディはその後を見るといろいろと考えさせられます。

11月12日付けCBSのN.Y. to seek $30B in aid to rebuild from Sandyは「ニューヨーク州のクオモ知事はスーパーストームサンディ被害からの再建に向け、連邦政府に少なくとも300億ドルの連邦災害支援金を要請する予定だと担当官は述べた」としています。

この金額は500億ドルと言われる被害額、そして単に元に戻す復興ではなく送電網やガソリン備蓄の改善を念頭において算出されたとあります。

Huffington Postの報道Governor Cuomo To Seek $30 Billion In Federal Aid To Rebuild New York After Superstorm Sandy の方がもっと詳しく
FEMAは公費の75%を払い戻し、残りの25%を州や郡が負担する、ハリケーンカトリーナの時は90%までもFRMAが負担したとあります。

アメリカ人だなぁとおもうのが11月13日付けのこの記事Hurricane Sandy Rebuilding: 3 Bold Ways to Restore Cities Hit Hardで「ハリケーンサンディによる被害額は600億ドルと見積もられ、さらに経済にも大きな打撃を与えた。しかしNY、NJは次ぎのハリケーンに持ちこたえるように復旧するだけでなく、雇用創出、経済への刺激、災害に強い町にすることでの将来被害額の軽減を行う機会を得た」としているあたり。

津波被害の東北を思い出すのですが、法制度(支援体制)を比較することで何か答えがでるだろうか?
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by fukimison | 2012-11-15 11:05 | つれづれ  

米、ハリケーンサンディその後2

サンディによる停電解消まで1週間もかかるなんて、つまり送電網が寸断されたというのではなく変電所の問題とそれに付属する送電網全体の再構築に時間がかかったということでしょう。
今後の異常気象多発時代を考えると、地域内でなんとかなる自給自足型発電システムがもっと注目を浴びるのでは?町内であり、地域であり、東京だったら区単位で8割方賄えるみたいなもの、もっと住民にとり反ブラックボックスであり、自分のしていることが何をもたらすかわかるシステムが必要なのではと考えてしまいます。

でも日本でも報道されましたが57丁目で建設中の高層マンション建設用クレーンが強風で折れ曲がると言う事故、あれはすごいですね。11月1日のMoney紙にあるOne57's crane problemによれば、建物とクレーンを繋いでいるバインディングは大丈夫だけど、このクレーンを取り外すためのクレーン建設には若干の日時が必要なんだそうです。

それよりもこの建物、鳴り物入りで建設されている超高級コンドで、今年の初めに10,000平方フィートのペントハウスを9000万ドルで購入した人がいるのだそうです。この値段はニューヨーク史上最も高いもので、天井高23フィートのペントハウスは床から天井まで一枚ガラスでセントラルパークを見下ろすのだそうです。サンディの風力を考えると、ガラス壁、風圧は大丈夫なのだろうか?

この高級コンドは全92ユニットあり、一番安いもので700万ドル、今のところ60%が売れたという話ですけど、どうなんでしょう、売れ行きに暗雲じゃないでしょうか?

サンディはいいのですが、気になるのは中国の行方ですね。
どうして江沢民もありますが、温家宝首相の海外不正蓄財2000億円というものすごいですね。習金平もなかなかと言う話も聞きますし、、、、
中国という市場を欧米も狙うし、中国も欧米市場をねらう。そういう時にEU, China spar again over solar tradeというのが出てくる。

商習慣の違いというよりも、法治国家の概念が関係しているんじゃないでしょうか?
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by fukimison | 2012-11-12 12:23 | つれづれ  

sandyその後

オバマ大統領が再選されたのはsuper storm sandyの被害を上手く使ったから、やっぱり大統領はこうでなくっちゃというリーダーシップの見せ方だったという話もチラホラ

しかしフロリダはいったいどうなっているのでしょう?ゴアの時の不手際、そして仮設での投票となったNJやNYですらちゃんと投票できたのに、締め切り時間を過ぎても長蛇の列、学習能力がないのか、不作為なのか、微妙です。

しかし今年の米国は自然災害が多すぎるのでは?最近の災害リストはこちら


後片付けも終わらないのにNew York Flights Halt, N.J. Towns Evacuate as Storm Nearsということで復旧作業は中断です。

この11月6日付けビジネスウィークによれば、ニュージャージで約375,000人、ニューヨークで262,000人がいまだ停電状態にあるそうです。10日以上過ぎてもこの数というのはすごい。

交通局のサイトをみてもトンネルは大変そう

こういうのを見ると、東京が大嵐に見舞われたとき、どうなるのだろうと思ってしまう。
地下鉄の防潮対策は大丈夫なのだろうか?

たしか横浜は3mの津波が来たら地下街水没は免れないと言う話しだし、とにかく地上にいるのが肝心としかいえないですね。
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by fukimison | 2012-11-08 12:47 | つれづれ