カテゴリ:つれづれ( 143 )

 

3・11後の日本

なかなか気に入った記事が探せません。

3・11が近づき、日本のみならず海外でも地震・津波・原発事故の検証報道がされているので、そのなかから気になるものを拾ってみることにしました。、まず3月7日付けスタンフォード大学のニュースから

Silicon Valley poised to play role as Japan restructures power industryは災害を転じて省エネ技術・代替エネルギーの開発における福となすのだという論説です。(これは前から言われていることで、それほど珍しい気はしません)

しかし3月5日あったセミナーKizuna! New Forms of Social Capital in Disaster Japanはちょっと面白そうだし、イベント欄をみるとこれだけのセミナーが同時進行していることに羨ましさを感じます。

それからBBCのInside the Meltdown
よくみると、気象用TVの画像だったりでもちゃんとしたリサーチ、インタビューで説得力のあるものになっており、日本のマスコミっていったいどういう存在なの?という気に改めてなります。

今回の震災でいろいろな問題があらわになってきましたが、その一つに大手マスコミがあるように感じます。

ドイツ、ZDFの四号機使用済み核燃料プール問題をあつかったものもなかなかです。

こちらはミシガン大学からのものFukushima lesson: Prepare for unanticipated nuclear accidents

想定外の原発事故に備えるというのも不思議な言葉ですが、まずは130億ドルをかけ除線をおこなっていくのですから、用心に越したことはないというのは当たり前です。
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by fukimison | 2012-03-09 11:01 | つれづれ  

人口減と原発報告書

三連休の最後の日ということで、軽めです。
しかし内容はけっこう重い。

まず本日の朝日新聞、もうお読みになった方も多いと思いますが、千葉県、初の人口減少 東京圏1都3県も人口減時代にという記事

いままで地方からの人口を吸い上げてきた大都市も、そのサイホン効果がなくなり人口減に入ると、かえって過疎地よりも速く、そしてシビアな状況が生まれると言われてきました。そしてこの記事によるとそれが現実化しつつある、しかも予想より7年も速く人口減少に転じたとあります。

昨年の大震災による液状化、そして東葛地域のホットスポットで人口流出と流入がマイナス方向へ動くというのはあるでしょうけど、しかし1年で20万戸、5年で100万戸の空き家が生まれている日本です。

人口減について県は「一時的か長期的なものかは判断できない」との見解。と記事にありますが、終わりの始まりと捉えるのが宜しいかと愚考します。

終わりの始まりは、新しいことの始まりでもあります。いままでとはちがった尺度を育てることを、これは早く始めれば始めるほど宜しのでは?

もう一つ、久しぶりの福島物ですがJapan Probe Finds Nuclear Disaster Response Failedという記事が昨年末でています。

「地震と津波は激烈なものがあり、緊急用冷却システムが適切に作動していたとしても、メルトダウンは発生しただろう。しかしより迅速な対応によりコア部分の損傷を減少させ、放射能漏れを最小にし、危険な放射能を大気中に放出した水素爆発を防ぐことは出来たかもしれない」とあるあたり、微妙です。

最終版は2012年中頃との報道ですが、中間報告と最終版を比べてみるのも良いかもしれません。

いま、大阪と東京で原発利用の是非を住民が意思表示をする場をつくろということで、原発に関する住民投票条例設定を求める署名活動が行われています。

現在の代議士による間接民主制の弊害があらわになっているように感じます。全部を直接民主制で動かすわけにはいかないけど、欧米のように間接民主制を補完する住民投票は必要でしょう。

なんとか成功させたいものです。都民投票ここでできます。
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by fukimison | 2012-01-09 10:39 | つれづれ  

年始のニュースを各地から

カレンダーでは年末・年始休暇の少ない年でしたが、諸般の事情から年末は早仕舞い、年始はそれなりにということで、本日は眼を引くニュースを少しお知らせすることにしました。

まず、香港のニュースから
1月2日のMB Bulletinは$17.4B third runway at Hong Kong airport gets public backingとして香港の空港に第3滑走路建設計画に関する調査において、約7割の人々が賛成の意を表したと伝えています。

調査を実施した香港大学の報告書によれば、回答者24000人の73%が工費174億ドルの第3滑走路建設に肯定的であるとしていますし、また空港公団も香港が国際航空ハブとしての地位を保持するには第3滑走路は不可欠であり、同滑走路は香港にとり2061年までに9120億香港ドル相当の経済利益をもたらすものだとしているとあります。

2011年に同空港は5090万人の乗降客、410万トンの航空貨物を取扱い、世界で11番目に利用度の高い空港にランクインしたとあります。

もう一つ、1月3日付け英系の建設専門紙The Construction IndexはParsons has been appointed to provide construction management consultancy services for Jeddah Municipality in Saudi Arabiaとして、サウジアラビアのジェッダ市が建設・技術大手のparsons社とコンサルタントサービスを結んだことを伝えています。

契約金額が出てこないのがちょっとですが、ジェッダ市のインフラプロジェクトにおける計画、設計、建設を担当する行政機関とParsons社は、建設プロジェクトの調整および管理、スケジュール、検査、品質保証、承認を含むサービス提供について3年契約を結んだと伝えています。

この内容を読むと、ジェッダの都市計画全般を担当すると読み取れます。すごい。

Parsons社は中東、北アフリカおよび北部地中海周辺諸国で60年超にわたる協働を行っており、この地域に8ヶ所の事務所を構えているとあります。

同地域で日本も地下鉄や鉄道といったインフラ工事を受注してはいますが、単体プロジェクトで都市計画全体をコーディネートするところまでは至っていない。

その土地の文化、気候風土を読み解き、資金調達を考え、100年単位で利用されるものを建設する。
面白いだろうナァ
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by fukimison | 2012-01-04 11:34 | つれづれ  

年末にあたって

クリスマス三連休も終わり、今日・明日で御用納め、もう年末・年始モードといいながら、今年は3・11のせいかあまり寿ぐという気分に社会全体がなっていない。ユーロ聴きだ、ドル危機だ、北朝鮮だとあまりに目まぐるしい動きと不安定さ、海外のみならず国内だって地震・津波からの復興だって問題山積みで、さらに原発問題も加え、寿ぐ気分になれない、

経済成長ボーナス期は人任せでも大丈夫でここまで来た日本人も、成長オーナス期には人任せではやっていけない、ではどうしたら良いのかで思案投げ首というのが現状では?

政府にとってオイシイ納税者はもうすでに国外へ居住を移しているだろうし、それほどオイシクなくても共倒れになるより、自己保身で移住を考えている人も。。。。

さて2012年どんな年になるのか?

そんなこんなで本日は気になる記事リンクのご紹介です。

Londonistの記事Hammersmith Flyover Closed Due To “Serious Defect”記事内容は内部告発者によるハマースミス高架道路の危険性を指摘する記事がでた一週間後にロンドン交通局が同道路を閉鎖したというもの。技術的な問題もさることながら、記事と閉鎖までの時間の短さに注目

yahoo newsからRussia oil spills wreak devastationロシアでは少なくともロシアの年間石油生産量の1%または500万トンが流出し、環境に多大の影響を与えているという。

知らないところでいろいろなことが起きています。
知らぬが仏なのか、知は力なりなのか?

これからもっとそのあたりが微妙な社会になっていくように感じています。
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by fukimison | 2011-12-26 11:10 | つれづれ  

最近のベトナム事情

このところ欧州のニュースが多かったので本日はアジア、アジアの中でも話題に上りやすい、中国・インドではなくベトナムを選んでみました。

12月8日付けViet Num Timesにある記事Vietnam to build $10mil theater for Miss Earth 2012によれば、Ninh Thuan省Phan Rang市に建設予定のSan Ho劇場(工費1000万ドル)の起工式が12月10日に挙行される見通しだ」(Ninh Thuan省はベトナム中部の省でPhan Rang市はその省都、別件ですが、Ninh Thuan第2原発に日本が5520億VND出資というのもあります)

工事は来年(2012年)8月に完成の予定、劇場の最大収容人数は2000人、形状は波またはシェル型をしており、劇場のほか、レストラン、ショッピングモール、娯楽施設などを含む複合施設として建設予定。出資者によれば、投資額は1000万から1500万ドルで、劇場では大型イベントが開催される見込み

これも12月12日付けViet Num Timesにあったものですが、PM issues new directive for real estate managementというもの

記事は「グエン・タン・ズン首相は国内の不動産市場管理強化を目指し、新しい指令を発令した。首相は住宅開発プロジェクト及び不動産投資および販売における検査および投資ライセンス許諾に関し、管理機関の役割強化を求めている。建設省は不動産市場、特に住宅用不動産において管理および規制を強化すると同時に、2012年第1四半期に不動産プロジェクトにおける政府における調査の結果報告を行うよう求められている。さらに同省は学生、労働者および低所得者向け住宅の建設プロジェクトを促進する必要がある。」としています。

記事は建設省に対し市場への規制指示のみならず、財務省に対する首相指示にも言及があります。

「財務省は未使用の土地および住宅のみならず、制限を越えた住宅および土地に関する条例の改正の調査および勧告も指示されている。改正は投機の阻止および歳入増加を目的としている。
ベトナム国営銀行は銀行セクターの不良債権を制御を行うと共に、、不動産市場の信用を確保し貸し付けおよび不動産証券取引に関し厳格な管理を行うため、商業銀行および金融機関に対し法令実行の指示を行っている。」

中国のような不動産投機を避けつつ低所得者向け住宅の拡充をはかろうということでしょう。
バブルがいつはじけるとウワサされる中国よりベトナムの方がねらいめ?
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by fukimison | 2011-12-23 14:47 | つれづれ  

年の瀬に

最近忙しく、気になる記事はあるもののちゃんと読みこなすことろまでいっていません。

でもちょっと驚くようなものがあり、簡単にご紹介です。
12月14日付けInstitute of Historic Building ConservationにLloyd’s Building set to be listedという記事。

ロンドンのロイズビルといえばリチャード・ロジャースの設計した超高層。しかもごく最近のもの。それがリスト入り?記事の出だしは築30年になったらイングリッシュヘリテージはロイズビルのリスト入りを推薦する計画とあります。

もう少し情報は無いかと思いサーチしたところ、すでに7月12日のガーディアン紙にLloyd's listed: will it make the Grade?としてあるじゃ、ありませんか!

グレード1という一番高いステイタス、日本と英国、指定文化財の数は1:50ほども違うと言われていますし、確かに北海油田のリグのようだといわれ、良くも悪くもあっと驚嘆すると言えば言える。美しさであり、単なる古さでないというのかなぁ。

英国のシステム、もう少し勉強する必要ありです。
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by fukimison | 2011-12-19 21:49 | つれづれ  

アジアの観光業界のことなど

いつものようにザッピングしていたらTTG Asiaというサイトにぶつかりました。travel trade journalism(こういうカテゴリーがあると初めて知りました)と分類しています。
ホテルやエアラインの動き、当然、インフラの動きと連動ということで、目に付いた記事を数点まとめてみました。

まず11月28日付けHotel Newsのセクションから
Wyndham Hotel Group to grow footprint in China and India
記事のリードは「WYNDHAMホテルグループは中国とインドで拡大を図るべく、同社のラマダブランドで中国ホテル5軒、インドではウインダムホテルリゾートおよびラマダのブランド名で3軒を建設するフランチャイズ契約を結んだ」で、中国・インドで計8軒のホテル建設計画が示されています。

中国に建設予定の5軒のホテルは下記の通り、
Ramada Taizhou Eastは227室(スィート35室を含む)で江蘇に建設され開業予定は2012年10月
Ramada Plaza Rizhaoは全212室(スィート12室)、山東に建設され2012年12月開業予定、
Ramada Yangzhou(揚州) Baoying(201室)2012年3月開業予定
Ramada Wuxi(無錫) City Center,(220室スィート18室)2013年10月開業予定
Ramada Plaza Dongxing(東興) City Center,(300室スィート32室)2015年11月開業予定

インドにおいてウィンダムホテルグループは、ラグジュアリーホテルであるウィンダムグランド(154室)を年内にアゴラに開業予定である。またアレッピー(112室)とガジアバード(100室)でもホテル建設が進んでいる。

ウィンダムホテルグループは既に中国で43軒、インドで14軒のホテルが稼動しているとあり、観光とビジネス両面でホテル需要が今後も拡大していくと見ているのが明らかです。

では交通(航空業)はどうかというと11月28日付けでChina Airlines to launch new routes from Taiwan to Japanという記事がありました。

「中華航空(CAL)は11月10日の日本・台湾オープンスカイ協定調印を受け、来年(2012年)早々に台湾・日本間の新規路線立ち上げを加速している」

「協定設置以前、日本側はJALとANAの2社、台湾側はCALとEVA航空の2社のみが主要ルートに就航していたが、この協定の元、他の台湾の航空会社も日本に向け就航可能となる。CALによれば、2010年110万人の日本人が、一方で140万人の台湾人が日本に旅行し、計250万人が両国間を訪問したことになる」

3月11日の東日本大震災により台湾から日本に向かう旅行者は激減し、半年経過してもまだ回復はおぼつかないが、最悪の時期は脱したと見られ震災前の80%にまで回復しつつあるのだそうです。

現在CALは台湾から日本の8都市(成田+羽田の東京、大阪、名古屋、福岡、広島、宮崎、サッポロ、沖縄)
に就航しているが、このオープンスカイ協定により他の都市への就航が見込まれ、現在鹿児島、静岡、新潟、冨山そして台湾南部の高雄・大阪間の就航が検討されているのだそうです。

羽田の24時間空港化とオープンスカイ協定、そうなると問題として持ち上がるのは公共交通機関の24時間営業でしょう。
せっかく格安航空や仕事を終えてから飛び乗り、翌朝の会議に間に合うようにスケジュールを組んでも、今みたいに12:00過ぎに終わるリムジンバスや京急では意味がない。深夜帯は30分に1本でよいから渋谷・品川あたりに出るバスを用意しないとね。
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by fukimison | 2011-11-29 11:33 | つれづれ  

米、最も汚染された都市ベスト20

本日はちょっと目先を変えてみました

11月18日付けtreehuggerからThe 20 Dirtiest, Most Polluted Cities in Americaを。

最も汚染された都市、汚染といっても主に大気汚染です。
1位のBakersfieldから4位のFresnoまで、トップ4はカリフォルニア州が占めています。しかも6位、9位、10位にもカリフォルニア州が登場、公共交通の地下鉄やバスは名ばかりで、どこに行くにも車、。いくら厳格な排出基準を定めても、母数が大きければどうしようもないということと推察。ロス、サンディエゴ、フレズノ、サクラメントとメジャーな都市名がならんでいます。20分の7、けっこうな割合です。

元の記事はフォーブスの11月4日の記事America's 20 Dirtiest Citiesだそうで、こちらの説明によると1位のBakersfierldは加州最大の石油に隣接する街だそうで、良しとされるレベルの10倍も汚染されているのだそうです。

中西部から東海岸の都市、これは工業化による汚染で、ピッツバーグ(5位)、シンシナチー(13位)、ノックスビル(15位)、クリーブランド(20位)はその代表でしょう。


ふーんと思うのがfフィラデルフィア(12位)、ニューヨーク(14位)、そしてワシントンD.C(16位)といったところでしょうか。
しかし記事によると、順位としてはトップ20に登場するけれど、10年前に比べればその汚染度は格段に軽くなった(10年前は年平均40bad ozone daysであったものが17日になっている)のだそうです。

これがそのワースト20位のリストです(ご参考までに)
20. Cleveland, Ohio
19. Indianapolis, Ind.
18. Houston, Texas
17. Salt Lake City, Utah
16. Washington, D.C.
15. Knoxville, Tenn.
14. New York, N.Y.
13. Cincinnatti, Ohio
12. Philadelphia, Pa.
11. Louisville, Ky.
10. Sacramento, Calif.
9. San Diego, Calif.
8. Phoenix, Ariz.
7. Birmingham, Ala.
6. Modesto, Calif.
5. Pittsburgh, Pa.
4. Fresno, Calif.
3. Visalia, Calif.
2. Los Angeles, Calif.
1. Bakersfield, Calif.
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by fukimison | 2011-11-21 20:50 | つれづれ  

目に付いた記事3点

ロンドンオリンピックまであと1年、論争を読んでいるテムズ河の桟橋的公園に関し、設計者のゲンスラーが新たなるイメージを発表しています。甲虫的な屋根の形状はなくなったけど、さてどうなるのでしょう?11月15日に審査官へ提出だそうですけどCABEはなんと言うか?川面の有効利用なのでしょうが、水面にこういった施設を建設するよりも川岸ですね。

ロンドンの次ぎの開催地ブラジルで相次いでスポーツ大臣辞任が辞任しています。これは10月26日付けのN.Y.Timesですが、Brazil’s Sports Minister Steps Downによれば、「汚職批判の最中、スポーツ大臣が辞任、1月にRousseff大統領が就任して以来6人目の辞任」とあり、ブラジルの情勢なかなか派手ですね。

記事を読むとオリンピックにワールドカップサッカーを控え、スタジアム建設などなどに多額の予算を組んだあたりからスポーツ大臣に対する批判が始まり、直接の辞任の原因はスポーツイベントに参加するNGOからキックバックを求めたという報道が流れたためとあります。

あと目に付いたのは日本の記事ですが、東急がベトナムの国営開発会社と一緒に都市開発を行うという契約に調印というもの。

リリース文によると都市開発だけみたいですが、将来的には鉄道運営事業もなのでしょうか?
これもDBFOと言うのかな?
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by fukimison | 2011-10-28 13:53 | つれづれ  

あっという間の一週間

いろいろ忙しく、インフラに浸る時間がなくて残念。
なんとか、今週中に今の状態を脱したいものです。

インフラとは関係がないものの、ちょっと気になる記事がでたのでこれだけ紹介。

科学誌のnatureに掲載されたFallout forensics hike radiation tollは福島第1原発事故についての物ですが、「被災した発電所からの放射能量を計測するために世界中のデータを収集した研究によれば、3月の福島第1原子力発電所の事故は日本政府が発表した以上の放射能を放出したと結論している」とした文面で始まります。

さらに「研究は政府発表とは対照的に、使用済み核燃料を貯蔵していたプールが長期にわたる環境汚染の原因となるセシウム137放出(早期の処置が取られていれば防げた)に大きくかかわっていたと示唆している。この分析はピアレビューのためAtmospheric Chemistry and Physicsオンラインに掲載されている」とあります。

なんとも、あとから、後から、いろいろでてきます。
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by fukimison | 2011-10-26 13:34 | つれづれ