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QE2、中国へ転売か?

衆議院+都知事選のW選挙とその結果でゴタゴタしているうちにクリスマスとなりました。
怒涛の2012もあとわずか、しかしここ数年怒涛でなかった年が思い出せません。

さて久しぶりのエントリーに景観ではないもものの、建築物として捉えると大型豪華物件は本当に投資の対象足りえるのか?という疑問とともにお伝えします。

QE2といえば英国が誇るクルーズシップ、それがドバイに売却され洋上ホテルになるはずが金融危機で頓挫し、最後はどうも中国に転売されたらしいという記事です。

まずはことし7月のABにあるものから
Dubai to convert QE2 into 300-room hotel

この時点では「ドバイはRashid港を最新の観光拠点とする一環として、現在同港に係留中の英国のQE2を300室を有する豪華洋上ホテルに変身させる計画だと発表した。同クルーズシップは全長293m、2007年にドバイ政府所有の投資企業がキュウナード社から1億ドルで購入。当初計画ではパームジュメイラの目玉施設となるはずだったのが金融危機で頓挫。クルーズターミナルとして売り出すRashid港とともに18ヶ月かけて改装し高級ホテルに」とあります。

高級ホテルならキューナードラインもそれなりに納得だろうと思うのですが、12月24日付けのテレグラフ紙の報道はちょっと悲しい

QE2 to be 'sold for scrap' to China

こちらの記事の内容もAB紙と同様に2008年6400万ポンドでドバイに売却、最初は1000室のホテルに刷る予定だったが同船のオリジナリティを生かして300室のホテルにまでな同じ。

先月になって英国のコンソーシアムがロンドンへ曳航し、O2アリーナあたりで洋上ホテルへとの提案、

故郷に戻り余生を過ごすのかと思いきや、「極東のどこかへ送られる前にドライドックへ」とQE2関係者がのべたとDaily Mailが報道とあります。

今の情勢だと極東といえば中国、はっきりしたことは書かれていないけど中国でスクラップ?

それはともかくとして、大型クルーズシップは維持管理も大変だし投資に対してどの程度リターンがあったのだろう?19世紀的な旅行スタイルが21世紀の人の魅力とならなければ、やはり恐竜と同じできえてゆくのだろうねぇ・
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by fukimison | 2012-12-25 10:23 | 不動産  

カナダ・オンタリオ州に建設中のAbsolute完成

これはどうしても写真を見ていただきたい。

まずはWIKIにあるAbsoluteの説明から
全部で5本のタワーが建設され、うち2本が左ページにあるくねくねというもの。

Wikiの概要によれば、オンタリオ州Mississaugaで進められているAbsolute City Center開発は5本の超高層住宅棟からなるもので、うち2本が写真のようなくねくね。プロジェクトはFernbrook Homes および Cityzen Development Groupにより進められている。

記事としてはInhabitatのMAD Architect's Curvaceous Absolute Towers Are Now Complete in Canadaのほうがずっと面白くて解りやすいです。

「中国のMAD Architectsが設計する曲線を強調したAbsolute Towersが完成した。同タワーはMADが北米で手がけた最初のプロジェクトだ。タワーはマリリン・モンローとあだ名され、トロント西の郊外、急激な人口増の都市に住宅を提供するものだ。360度バルコニーが取り巻くことで省エネを目指している。

このMADですけど彼等のサイトにあるイメージもなかなかすごいです。

従来の四角いタワーを建てるのはつまらないから、曲線を多用したものを設計したのだそうです。そこでついたあだ名がマリリンモンロータワー。タワーAが56階、170m、タワーBが50階、150mとのこと。

Absolute Condoのサイトにも敷地プランなどなどが入っています。

昨年7月に発行されたNYTの紹介記事In Toronto Suburb, Putting Curvaceous Into Condominiumsは「人々が見上げる曲線を多用したタワーはまるで中国や中東のビルのようだが、実際はトロントの郊外での光景だ」とちょっと皮肉です。

さて、完成して入居が始まるのでしょうけど、住み心地はいかがなものか、そして維持管理計画はどうなっているのか、そちらのほうも知りたいです。
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by fukimison | 2012-12-13 12:21 | 景観  

クリスマスにちなんで

都知事選に衆議院選挙、なんだか争点がどんどんボケていきそうやって適当にごまかして投票日にもちこもうという魂胆か?とかんぐってしまいます。

原発はリスク感によってその費用は変化するとした小熊英二論、
うなってしまう。


そんななか、ちょっと息抜きです。

Inhabitat誌に掲載されたジンジャーブレッドハウス、なかなかすごいです。
こういうのでもみて一息つかないと、ちょっと煮詰まりそう。

個人的にはスーパーストームサンディによりタワークレーンが折れたNYの工事現場を模したジンジャーブレッドハウスが、ちょっと皮肉っぽくていいかなですけど、、、、

それにしても良く作りますね。
人手のある大手ホテルの厨房でないと難しいのが良く解ります。
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by fukimison | 2012-12-10 15:11 | つれづれ  

海底ホテル構想

笹子トンネルの天井崩落事故、そういえば数年前、開通したばかりのボストンのbig digプロジェクトで天井パネルが落下し、運転者が死亡するという事故が起きましたね。
wikiでみるとBig Dig ceiling collapseという項目がちゃんとありました。

今回の笹子トンネルとは違いますが、ボストンのケースはつり天井のパネルを留めつける金具とエポキシ樹脂糊に不具合があったと記憶しています。開通したてのボストンと30年ほども建っている笹子では工法の進歩・疲労・維持管理問題なと、異なる視点での検証が必要となるでしょう。しかし維持管理がこれから増える、管理不良のインフラによる事故発生の増加など、新規インフラ工事をしている場合じゃないという声がもっと聞かれるようになるのは確かかと。。。。

個人的には全部のインフラをきちんと手入れするのは、人的にも金銭的にも人口減・高齢化社会では持ちきれないのでは想像、コンパクトシティ化はやむをえないのでは?でも南海地震などを想像すると交通リダンダンシーは欲しい、本当に微妙ですね。

まぁ、兎も角として、本日は11月28日付けのGizmagにあったPoseidon Resorts completes underwater hotel designをご紹介します。

構想事態はもう10年弱からあるものの、なかなか動かないプロジェクトです。個人的にも夢はあるけど投資家は集まるのだろうかと思います。しかしほそぼそとでも消えずに続いているし、ついに設計図がでてきたというのがすごい。

あらすじは、美しいさんご礁で有名なフィジーにプライベートなラグーンを入手し、その海底にホテルリゾートを建設するというもので、概念設計だけだったのが実質設計や構造設計が終わり、現実に建設に向け動きだすというのですが、それでも建設資金の調達にさらに2年を見込むということで、本当に現実化するのか、未だ微妙そうです。

このプロジェクトはL. Bruce Jones氏によるPoseidon Resortsが開発しているもので、潜水艦技術の応用し、海面下12mの海底にレストランやバー、会議室にウェディングチャペルを備えたホテルを建設すると言うもの、陸上とはエレベーターでつながり、そこから出入りするのだそうです。

この海底リゾートとは別に陸上にも海面に張り出したバンガロー風のユニットを備えたいわゆるホテル(プール、テニスコート、バー、レストラン、レセプションえetc)も建設

当然のことながら、環境に与える影響を懸念する声が聞かれます。

11月30日付けのInhabitatもPoseidon Undersea Resorts Finalize Design of Outlandish Submerged Hotel in FijiとしてGizmagの要約記事がありますが、1週間で3万ドルかぁです。

南の島でのんびりというのは良いけど、ここまでしなくてもいいや、といったところでしょうか。
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by fukimison | 2012-12-03 12:53 | プロジェクト