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米、五大湖エリアで風力発電所建設に向け第1歩

11月12日にThe U.S. Offshore Wind Collaborativeによる「風力発電開発レポート」発表の記事をお伝えし、その中で「風力発電がメジャーになってきた、いろいろな事例から学び、事業として成り立つようになってきたと感じる」と書きました。本日はこれを裏付ける記事が12月1日のBuffalo NewsにPower Authority seeks bids for wind farmとして掲載されたことのお知らせです。(この記事はENR誌も12月1日にNY Seeking Dev for Great Lakes Wind Project(AP伝)として伝えています)

12月1日、ニューヨーク州電力公社(The New York Power Authority:NYPA)はエリー湖およびオンタリオ湖で沖合い風力発電運営に向けた開発業者招致を発表した。同公社のプレスリリースでは五大湖地域で始めてのものであるだけでなく、淡水域で行うものとしても始めてとあります。NY州は現州知事のパターソン氏が2015年までに電力の45%を省エネと再生可能エネルギー源による電力供給によるものとする目標値を掲げており、NYPAはゴール年までにこのプロジェクトにより120から500メガワットの発電を行うとしています。
記事によるとNYPAはエリー、オンタリオの両湖の岸辺から2-7マイルの水域に40から200のタービンを建設、運営、維持管理を行う複数の開発業者を招致する計画だとあります。NYPAはトータルプロジェクト費用を7億から10億ドルと見積もっており、電力は地域の送電網に接続され、NYPAが全ての電力を購入することで開発業者は収益を得るという形態とあります。

五大湖で行うプロジェクトということで船舶航行を妨げないだけでなく、野生動植物の保護に対し配慮が必要で、環境保護団体との厳しい交渉が待っていると予想されます。

およそ14から15の開発業者が興味を示しておりNYPAは2010年6月1日をプロポーザル提出締切日に設定、選定発表は2010年の末を予定しています。

現在同様のプロジェクトがカナダ側(エリー湖の北側とオンタリオ湖のトロント側)でも検討されているそうです。

by fukimison | 2009-12-03 11:07  

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