ダボス会議、グリーンビルが話題に
2010年 02月 02日
また2月1日付けのthe Hoffington PostはDispatch From Davos: The Green Economic Solution Is Here At Work And Homeと題して「資本が無い、技術や資材のアクセスが無い、訓練を受けた人材が不足しているなどと不足ばかり言わないで、米国には1億2000万軒の住宅、500万棟の商業ビルがあり、これらをあわせると710億平方フィートの面積となる。そしてその全てが水道水を下水に流す配管システムを備え、全米の商業ビルのエネルギー費用だけで年間1000億ドルを超える」
記事は米国のLEED評価システム、グリーンスター、英国のBREEAMや他のシステムは省エネ改築にむけた既存のビルのロードマップを提供しているし、省エネによる多数の職場の創設を行うべきだ、建物の省エネ改築を現在の金融危機や不況の梃子にすべきだというのが記事の趣旨です。
その例に挙げられているのがAdobe project
エネルギーと環境改修に210万ドルを投じるもので、それによる節約はエネルギーと水道代合わせて年間150万ドルで、91%のリターン、資本回収はわずか1,1年とあります。
by fukimison | 2010-02-02 12:34 | グリーンビル