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米のグリーンビルディング事情

新聞紙上に住宅改修にエコポイントといった文字が見られ、いままで自動車のCO2削減や省エネ家電から住宅(建設物)の省エネにまで視野が広がってきたようです。
建築物によるCO2排出は全排出量の3分の1を占めるといわれていることから、国交省が住宅エコポイントについて取り上げるのは良くわかるお話ですし、グリーンビルについての特集記事も良くあらわれるようになりました。

グリーンビルはいままで何度か取り上げており、これに関してはグリーンビル改修市場の規模といった解りやすい記事が出ることから米グリーンビル協会のニュースの方が英Breemより目立つようです。

そして本日は3月2日にBusiness WireがEPA Recognizes CB Richard Ellis Group, Inc. with 2010 ENERGY STAR® Sustained Excellence Awardとして報じたリリースを中心にお知らせします。

米環境保護庁(EPA)は省エネを介して環境保護に努めたことを大としてCB richard Ellisグループに2010年ENERGY STAR Sustained Excellence Award(エネルギー・スター・持続卓越賞とでもいうのでしょうか、詳しくはこちらをどうぞ)の授賞式を3月18日ワシントンD.C.で行うと発表した。
2008年から同社はENERGY STARパートナーであり、長期にわたり省エネに取り組んでいる。商用不動産サービス企業として初めてカーボンニュートラル戦略と採用した企業であり、全世界でビル所有者やテナントに対し、不動産における省エネプログラムの支援を行なっている。

そこで米グリーンビルディング協会のサイトを見たら、これとは別に50 CB RICHARD ELLIS MANAGED PROJECTS OBTAIN LEED® FOR EXISTING BUILDING CERTIFICATIONというリリースが出ていました。

3月3日CB Richard Ellisグループは米国内で管理を行う50プロジェクトがthe U.S. Green Building Council (USGBC)より既存ビルのLEED(Leadership in Energy and Environmental Design) を得たと発表した。LEEDは高性能グリーンビルの設計、建設および運営に対し第1人者の第三者機関から送られるもので、既存ビルのLEED(EED-EB)はビル所有者や管理者の運営効率を最大化するととも環境負荷を最小にする支援を行なうものだ。この認証を得たプロジェクトは計70ビル、総面積は2900万平方フィートに達し、22の投資家や企業により所有されている。

それだけの支持を得ている、つまり経済効率も高いということなのでしょうね。
さらにWhitehouse Introduces Green Housing Amendment to Job Creation Bill(シェルドン・ホワイトハウス民主党上院議員消費者は、住宅のエネルギー費用が削減でき、地元の請負業者に仕事が回り、地球温暖化における汚染軽減が行えるとの主張からHousing Actに省エネを組み込むように修正しようと提言したということです。

by fukimison | 2010-03-08 11:37 | グリーンビル  

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