人気ブログランキング | 話題のタグを見る

英、10ヵ所で波力+潮力発電

21世紀は環境の世紀と言われ、各国で100年に1度といわれるこの金融不況を抜け出す材料として、やれエコポイントだ、助成金だと環境関連ニュースが新聞紙上を賑わしています。

英国はco2削減の大きな目標を掲げており、同国の潮力・波力・風力発電プロジェクトに関し何度もお伝えしてきていますが、今回はちょっと大きめの入札が終わったことやこれに係る雇用創出の記事を併せてお伝えします。

まず3月16日付けのNCE誌は10 wave and tidal sites approved to power 750,000 homesとして波力および潮力発電実証に向け、スコットランドのPentland Firth(ペントランド海峡:スコットランド本土とオークニー諸島の間の海峡)とオークニーの10ヵ所をこれに向け選定し、2020年までに併せて1.2GWの発電を行うことを伝えています。

この実証実験に向け20社が入札に参加し、最終的に波力発電6社、潮力発電4社の計10社がCrown Estateとの契約を勝ち取りました。このCrown Estateとは沿岸水域を所有しており、開発事業者はCrown Estateから許諾を得る必要があります。

事業者リスとを見ると他でも見かける名前があり、例えばドイツを本拠とする欧州最大のエネルギー供給企業のE.ONが計100MWの波力発電施設サイトを獲得しています。

この入札結果のマエフリとして3月15日付けNCE誌は16,000 jobs in marine and tidalとした記事を伝えています。これは3月15日に発表された政府のMarine Action Planによれば2050年までに波力および潮力発電で1500万世帯に配電を行い、これにより約16,000の雇用が創出されるというものです。

英国は2009年にUK Renewable Energy Strategyを発表しており、これに対応して今回のアクションプランが発表されているのですが、その内容は官民が一体となって海洋エネルギー技術の開発や展開を行う必要(いわゆるロードマップです)があると提言しています。

Renewable Energy FocusもこのアクションプランについてUK Marine Energy Action Plan launchedとして報じています。

こちらはエネルギー相のコメント、1、strategic coordination groupの組成 2、海洋技術サプライチェーンの組成 3、海洋エネルギーセクターへの未公開株式のてこ入れ、およびより長期間の計画投資といったことが付されています。

太陽光もいいですけど、安定性の面では海洋エネルギーなんですよね。
日本は三陸沖で波力発電の研究をしていまし、最近では海洋温度差発電の研究が始まったという記事を読んだ記憶がありますが、その後どうなったでしょうね。

by fukimison | 2010-03-17 11:15  

<< 欧州の鉄道事情 広州、地下街開発すすむか? >>