オーストラリアの建設セクター、回復基調の報告書出る

本日はAustralian Industry GroupがAustralian Constructors Associationと共に発表したConstruction Outlook Survey - October 2010についてお送りします。
Australian Industry Groupは豪州産業連盟とも訳され、豪州の主要産業の連合であり、参加企業の従業員総数は約750,000人と言われていますし、Australian Constructors Associationは大手建設業者で構成されている団体です。

この最新の報告書の主要項目によると、「豪州の大手建設企業は、リソースベースの建設や大型インフラ政策に牽引され、2010/11年および2011/12年にかけ上昇すると見込んでいる」とあり、欧米、特に欧州が苦しむ中、景気良さそうです。

さらに「土木・一般建設(建設全体と言う意味でしょう)は2010/11年度に5.9%、2011/12年に7.9%上昇する」と続き、この強気予測の牽引役として「鉱業や交通インフラの強力プロジェクトに支えられた土木建設が2010/11年に7.3%、2011/12年に9.7%という総取引の高上昇が見込まれおり、是に加え石油や天然ガスの精製、テレコミュニケーション、発電や給水プロジェクトというサポートも予測されている」とあることから、リソースリッチな国豪州の特徴が現れているように感じます。

2010/12年の見通しには「進行または計画中の大型政府交通政策に応じ、インフラ整備は道路(7.7%)や鉄道(7.6%)プロジェクトの伸びに支えられ更なる伸びが見込まれている。アパート建設が-1.0%と減少する一方で商業建設の売上高は2.2%と堅調な回復が予測されている」とあります。

この報告書に記されているグラフを見ても鉱業がダントツなのが解ります。しかし広大な豪州の僻地にある鉱山、しかも豪州自身がマーケットから遠いというハンディのある立地にもかかわらず、鉱物資源はそれを乗り越える利益がでるんでしょうねぇ。鉱山、掘り出すための技術、環境アセス、運搬、港湾整備、船、輸送費、保険、為替、動くお金の大きさ、多様さ、想像余りありです。
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by fukimison | 2010-10-22 12:48  

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