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各種アナリストレポート

アイルランドの住宅価格が14%下落したとのニュースをもう少し詳しくと思ってネットサーチをしていたら、House Price Crashなんていうはっきりした名前のサイトを発見。ここまで名前、良く使いました。

その中に1月4日付けMSN Moneyの記事2011 house price predictionsへのリンクがあり、これによると欧州の不動産市場は昨年に引き続きアップダウンの激しい1年になりそうです。

記事の出だしは「FindaProperty.comによれば、価格は11月0.1%に続き12月も0.5%の下落。RICS(The Royal Institution of Chartered Surveyors:不動産評価に関する世界的な組織である英国王立公認評価人協会)も住宅価格はさらに下落し、相変わらず11月も取引は低調であったとし、同じくNationwide(英国最大の住宅金融共済組合)住宅価格は0.3%下落したとレポートしている」といった具合。

2012年にならないと上昇には転じないというところで一致。

何かあったときに弱い存在であることからおきる外国人として居住するストレスとの戦いもついてくるのですが、こういうニュースを見るにつけ、円高のツヨミを生かしてのどかな欧州田園に晴耕雨読用住居を手当てしておきたいものだと思います。

そろそろ人が居住する国を選ぶ時代が本格化してくるのではと感じています。

しかし1月5日付けテレグラフ紙に掲載されたHSBC sees China and America leading global mega-boomを読む限り、今までの成長神話は不滅ですと考える人の方がメジャーだし受けるのだろうナァ。。。

HSBCのレポートによれば、2050年までに世界の経済生産は再び3倍になり、過去10年の2%から平均3%の成長へ、3位インドの8.2兆を大きく引き離し、中国は24.6兆、米22.3兆で1位と2位を占めるのだそうです。
さらに記事は「トルコはロシアを飛び越え、エジプト、マレーシアおよびインドネシアがトップ20に参入する」と続きます。

エジプト、マレーシア、インドネシアのあたりは理解できますが、トルコにポテンシャルはあるとおもいますが、昨日の記事紹介にもあるように、トルコの抱える問題が簡単に解決されるとも思えず、ロシアを抜くあたりは本当かしら?

世界有数の金融企業であるHSBCのレポートですけど、香港を楚としているあたりで中国バイアスなんていうことないでしょうね?

欧州、東南アジア、南半球、さてどこが良いか、しかし結局日本の地方都市が安定しているのかもしれない。

by fukimison | 2011-01-06 11:54 | 不動産  

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