米、建機業界ニュース
2011年 06月 17日
AEMのIndustry Newsの最初にあるのが、6月16日付けBloombergのJobless Claims in U.S. Declined by 16,000 Last Weekというもの。
数字を要約すると「労働省のデータは失業保険受給申請が6月第2週に16000減少し、414,000になり、エコノミストの予測も420,000であり、失業手当給付金や延払い金を受給している人の数も減少したとのことです。更なる解雇の減少を受けての雇用増加は、消費者の消費維持(経済の約70%を占める)の一助となるだろう。従業員数が増加しているものの相変わらず失業率は9%を越えており、雇用回復の必要を強調するものとなっている」米の景気は明るさを見せているけど、それほど力強いものではない、といった感じです。
次ぎにあるのもBloombergのものでConfidence Erodes Among Factories, Consumersとして「6月、フィラデルフィア地域の製造業は予想外に収縮し、経済見通しに関する米国人の見方は悪化し、景気拡大に関する自信の衰えを示すものとなっている」と伝えています。
これはフィラデルフィアの連邦準備銀行の一般経済指標が弦月の3.9に比してマイナス7.7へ大幅に下落し、2009年7月以来の低い数字を示したことによるものとあります。
米国は本当に調子が悪くなるのか?その割には円高だなぁ、でもあれは円が強いというよりドルが弱いというべきか、などと思い巡らしていると3番目の記事は
6月16日付けequipment worldのTurner Building Cost Index forecasts construction cost to increase slightly in Q2というもので、「ターナー建設費指標は米国の非居住用ビル建設市場の費用を測定するもので、ターナー建設費指標811は2011年第1四半期から0.62%の増加、2010年第2四半期からの1.63%増を反映するものとなった」
ということで第2四半期の建設費は若干の上昇ということのようです。
しかしギリシアのデフォルト危機といい、先の見えない世界、近代を超えるものはいったいなんなんでしょう?
by fukimison | 2011-06-17 11:12 | 動向