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ロンドン、オリンピックに向けケーブルカー

インフラではないけど、ちょっと気になるのがこの報道

水陸両用というのはあるけどこれは空陸両用車、米マサチューセッツのTerrafugiaが発表したもので、しかも交通局から適用除外の許しを得たとあります。今後の展開が気になります。

これとは別に福一関係ではwolrd nuclear newsが掲載した1号機建屋のカバーというのかな、放射能の飛散を抑え、建屋の劣化を抑えるものの下準備がすすんでいるという記事、これにカバーの枠組み写真があり、東電によれば、30cmの積雪重量と風速90kmの風に耐えられ、防火壁、1時間あたり1万立方メートルの能力のある換気システム、電源は6系統、うち2系統のバックアップとあります。(この準備を読むと、福一の危うさが実感されます)

本題のロンドンのケーブルカーですが、これは一週間前の7月5日にガーディアン紙が報道したもので、Thames cable car plan to link Olympic venues in time for 2012 gamesで、ロンドン市内外に点在するオリンピク施設を結ぶため、ロンドン交通局(TfL)はテムズ川を渡るケーブルカーを建設することを検討していると報じています。

TfLによれば、工費2500万ポンドのケーブルカーはO2アリーナのあるGreenwichとテムズ川の対岸にあるRoyal Docks地区を30秒で結ぶもので、時間あたり2500人を両方向へ運べるとしています。この人数はバスに換算すると50台分だそうです。当然完全バリアフリー(歩行者、自転車利用者、車椅子、ベビーカー対応)

「ケーブルカーは比較的素早く、そして安価に建設されるだけでなく、地元経済に観光客やビジネスをもと荒らすものだと期待される」とあり、ロンドンのジョンソン市長はTfLとロンドン開発機構にこの企画に関する地元の意見をはかるため公聴会を開くことを命じたとあります。

肝心な建設資金ですが、TfLは民間資金の導入を考えており、民間セクターの諸機関との協議を予定しているとあります。

オリンピック、パラリンピックあわせても1ヵ月程度、オリンピク後の採算が重要、橋を建設するより簡単でしょうけど、普通、人が渡るのにお金は取られない、香港のケーブルカーは観光+付近住民の足をなっているけど、あれは足の登るのはちょっとねというぐらい急坂、そのあたりでしょうね。

by fukimison | 2011-07-11 13:06  

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