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オーストラリアの高速鉄道計画

雑事に追われ1日遅れですが、ちょっと逃すのは惜しいのでお知らせです。

8月4日のWSJ記事にAustralia Unveils High-Speed Rail Projectという記事がでました。

「オーストラリア政府は高速鉄道網を持つ国々の仲間入りをすべく計画を発表した。同国の人口急増に従い東部州の交通網ボトルネック解消をめざしたもので費用は1080億オーストラリアドル(1160億米ドル)」

「連邦政府はこの路線は2036年までに年間5400万人を運ぶものとなり、列車の速度は時速320km超でクイーンズランド州のブリスベーンと南部のシドニー・メルボルンを結ぶ鉄道網となる」と述べているそうです。

記事を拾い読みしてみると1600km超の線路敷設、その中には当然トンネル・橋梁・信号・地盤改良・土地収用といったことが含まれるでしょうし、その費用見積りも610億から1080億と幅広い。
しかし完成の暁にはシドニー・ブリスベーン間が3時間、シドニー・ニューキャッスル間は40分で結ばれるそうです。

このオーストラリア政府Department of Infrastructure and Transportにある高速鉄道を紹介するファイルによれば、フェーズ1と2に分かれておりフェース1の意見募集を2ヶ月に渡って行うとあります。

ちょっと面白いのは8月4日付けのSky NewsによるHigh speed train plan unveiled記事で、こちらは運賃のことで始まります。

「政府調査報告書は、東部諸都市を連絡する高速鉄道の運賃は航空運賃と競うものであることとしている」

2000億ドルをかけた調査は建設費用は1000億ドルに登り、その大部分は土地取得費用であり、シドニー・メルボルン間の運賃は99-197ドルとしているのだそうです。エアタクシーのあるオーストラリアですから、日本人の感覚とは違うのだろうけど、投資費用の回収の利率と期間はどうなっているのだろうか?

アルバニーズ運輸省は「1985年以来オーストラリアは道路網に2900億ドルを投じており、また保険予算における道路事故費用は毎年350億ドルとなっている。鉄道は輸送において安全」と述べたとあります。

人口増社会ならではのプロジェクトです。

by fukimison | 2011-08-06 13:59  

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