バングラデシュ、発電プロジェクトにADB融資
2011年 08月 12日
8月11日付けKHLのBangladesh receives energy boostは「アジア開発銀行(ADB)はバングラデシュのエネルギーインフラ改善を支援するため3億ドルの融資を行なうと発表。同融資は同国の電力システム効率改善プロジェクト(Power System Efficiency Improvement Project)支援に利用されるもので、特にチッタゴン地方・メグナ川デルタ近辺にあるAshuganj発電所の老朽化した5つの発電機を新しい天然ガス複合発電所へ転換するものだ。」
「融資はHatiya島の風力、太陽光、ディーゼルハイブリッドシステムに加え、国内電力網と接続される太陽光発電システム(5mW)の資金調達も行われる計画だ。さらに太陽光やLEDによる街頭の設置、または補修wpBarisal, Chittagong, Dhaka, Khulna, Rajshahi およびSylhetの各都市で行う予定だ。」
「イスラム開発銀行も2億ドルの協調融資を供与の予定であり、バングラデシュ政府も8100万ドルを調達し、このプロジェクト費用は総計5億8100万ドルに登る。完成予定は2017年6月」
Energy for Allのサイトにも同様の記事ADB Loan to Help Bangladesh Cut Energy Shortage, Reduce Povertyがあり、こちらは「バングラデシュにおいて電力の需給ギャップは1200mW(2011年)であり、電力へのアクセスのある人は人口の49%」
「これらのイニシアティブはバングラデシュが年間何千万トンもの二酸化炭素排出を削減する一助となることで、このプロジェクトがクリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism)による炭素融資の対象としている。融資期間は5年の金利優遇期間のある25年」
by fukimison | 2011-08-12 11:11 | プロジェクト