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米、不動産事情を中心に

やっと朝晩涼しくなりはじめました。
9月1日防災の日、防災関係の話題を戸も思いましたが、ここ2-3日、世界都市の定義を考えていたのでそれに関係する記事からお知らせすることにしました。

少し古いですが、2010年9月27日付けフォーブスの記事America's Most Expensive ZIP Codes
米国で最も高額な〒地域、住宅価格の高い地域といわれればビバリーヒルズとステレオタイプに答えてしまう。

記事によれば、ロサンゼルスの北東、近くには国有林があるDuarteなんだそうです。

「この小さな町の不動産価格の中央値はなんと4,276,462ドル、フォーブスの最も高い地域ランキングで堂々の1位となった。この91008という郵便番号の地域にはわずか1.391人しか住んでおらず、現在市場に出ている物件は12件のみ」

広大な敷地、豪勢な住宅といったイメージが膨らみます。

「米国の高所得者向け住宅は相変わらず下落しているが、昨年(2009年)ほどではない。当社が行う高級物件のある地域トップ500ランキングで、平均的住宅価格は昨年同時期から5%下落し120万ドルだ。」

ランキングを見ると、1位から3位までがカリフォルニア州、4位ニュージャージー、5位ニューヨーク、そのあとはニューヨーク州とカリフォルニア州が交互に出てきます、しかしトップ10のうち加州が6、NYが3と断然西海岸の勝ちです。

ついでに2010年5月付けの最も高価な住宅ランキングをみるとAmerica's Most Expensive Homesをみると、市場に出ている住宅で最も高価な物件はロサンゼルスのもので1億5000万ドル、この物件の近くにあるものも1億2500万ドルで、この2軒が1位と2位を締めているそうです。第3位はタホ湖近くの牧場で1億ドル

「2010年のトップ10ランキングは6500万ドルから1億5000万ドルで、平均価格は8850万ドル、これは2009年の平均価格より1000万ドル高い」とあり、国債格付けが落ちた国なの?という気になります。

日本だって3・11後でも湾岸地域の超高層マンションを買う人はいらっしゃるわけですし、都心部に大型オフィスビル建設計画はすすんでいることを考えると、同じ構造なんだろうなと。。。

しかし2050年には都市の20%は無居住化するとした国交省の統計を見ると、大丈夫かナァと思わずには入られません。

by fukimison | 2011-08-31 11:50 | 不動産  

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