欧米の市場環境
2012年 02月 24日
日本全体で空き家軒数約800万戸、さらに年20万戸が加わっていくし、千代田区の空き家率は23%という統計もでていることから、各国の不動産レポートを若干拾ってみることにしました。
すべてProperty wireの記事なのですが、2月23日付けのWeak economy takes its toll on UK property prices, research showsはタイトル通り、2007年の住動産価格より現在価格が高いのはエセックスのRochfordとSouth Lakelandの2カ所のみというHalifax社のデータ提示から始まっています。
「調査は住宅市場がピークを示した2007年、それに続く下落期、いまだに英国の住宅価格は2007年の価値に戻していないし、先にRochfordは1%、South Lakelandは0.1%高いだけ」なんだそうです。
「近年、最も住宅価格の低迷を見せた9地点は全て北アイルランドで、中でもCraigavonは2007年の213,844ポンドから2011年に103,383と半分になり最大の下げ幅を示している。」
どうも英国は北低南高という南北分断が住宅価格であるようです。
イメージ的にはアイルランド=緑の高地で良さそうに感じますけどね。安いけどミルク1本買うにしても歩いて30分なんでしょうねぇ。
2月22日付けExperts believe that Dubai’s real estate market is more secure and transparentは、MENA地域においてUAEとくにドバイは不動産投資先としては落ち着いているし、地元のバイヤーも不動産市場に強い関心を示している、また多くのアナリストも底を打ったと感じていると報じています。
「思惑買いが消えた」とありますし、まあモノによって60%も安くなったのですから適切な物件適切な値段のきちんとしたバイヤーが出始めるというのは、わからなくない話です。
それを示すのがドバイのLand Deaprtmentに報告される土地取引の数字で、第3四半期の1589件に比べ2011年第4四半期は2605件に伸びたとあります。
最後に2月15日付けProperty sales in New Zealand reach a four year highを
「ニュー時ランドの住宅用不動産売買は1月に過去4年間で最高値に伸び、供給不足に加え移民やfirst time buyerからの需要と相まって、相変わらず価格も多くの大都市で上昇基調にある」
「全国を対象とした不動産価格の月次調査は過去3ヵ月で1.1%、1年前に比べ2.7%の伸びを見せている」
「オークランド地区の価格はこの3ヶ月で2.1%、昨年より5.1%、以前のマーケットピークより1.9%の伸びで他の都市よりも速い上昇を示している」
クライストチャーチでは地震で大惨事が起きたりしていますし、ニュージーランド自身が日本と同様に断層線の上にあるわけですけど、記事を読む限り不動産バブルみたいです。
ニュージーランドはオーストラリアと違って鉱物資源が豊富ではないし、観光立国というには世界のどこからも遠いし、ワイン・酪農といった農業製品が主産業であり他国からの土地騰貴は置き難いように感じますが、どうなんでしょうね。
でも楽しい老後はニュージーランドはありえるかも。。。
すべてProperty wireの記事なのですが、2月23日付けのWeak economy takes its toll on UK property prices, research showsはタイトル通り、2007年の住動産価格より現在価格が高いのはエセックスのRochfordとSouth Lakelandの2カ所のみというHalifax社のデータ提示から始まっています。
「調査は住宅市場がピークを示した2007年、それに続く下落期、いまだに英国の住宅価格は2007年の価値に戻していないし、先にRochfordは1%、South Lakelandは0.1%高いだけ」なんだそうです。
「近年、最も住宅価格の低迷を見せた9地点は全て北アイルランドで、中でもCraigavonは2007年の213,844ポンドから2011年に103,383と半分になり最大の下げ幅を示している。」
どうも英国は北低南高という南北分断が住宅価格であるようです。
イメージ的にはアイルランド=緑の高地で良さそうに感じますけどね。安いけどミルク1本買うにしても歩いて30分なんでしょうねぇ。
2月22日付けExperts believe that Dubai’s real estate market is more secure and transparentは、MENA地域においてUAEとくにドバイは不動産投資先としては落ち着いているし、地元のバイヤーも不動産市場に強い関心を示している、また多くのアナリストも底を打ったと感じていると報じています。
「思惑買いが消えた」とありますし、まあモノによって60%も安くなったのですから適切な物件適切な値段のきちんとしたバイヤーが出始めるというのは、わからなくない話です。
それを示すのがドバイのLand Deaprtmentに報告される土地取引の数字で、第3四半期の1589件に比べ2011年第4四半期は2605件に伸びたとあります。
最後に2月15日付けProperty sales in New Zealand reach a four year highを
「ニュー時ランドの住宅用不動産売買は1月に過去4年間で最高値に伸び、供給不足に加え移民やfirst time buyerからの需要と相まって、相変わらず価格も多くの大都市で上昇基調にある」
「全国を対象とした不動産価格の月次調査は過去3ヵ月で1.1%、1年前に比べ2.7%の伸びを見せている」
「オークランド地区の価格はこの3ヶ月で2.1%、昨年より5.1%、以前のマーケットピークより1.9%の伸びで他の都市よりも速い上昇を示している」
クライストチャーチでは地震で大惨事が起きたりしていますし、ニュージーランド自身が日本と同様に断層線の上にあるわけですけど、記事を読む限り不動産バブルみたいです。
ニュージーランドはオーストラリアと違って鉱物資源が豊富ではないし、観光立国というには世界のどこからも遠いし、ワイン・酪農といった農業製品が主産業であり他国からの土地騰貴は置き難いように感じますが、どうなんでしょうね。
でも楽しい老後はニュージーランドはありえるかも。。。
by fukimison | 2012-02-24 14:57 | 不動産