原子力関係
2012年 07月 04日
まずはこれ、6月14日付けと古いのですが、日本の記事は見逃していたように思うので。
Hitachi to double nuclear-plant business by '21
日立は今後9年で原子力発電所による収益を倍増する計画と発表
インドや中東諸国とならんでベトナム、フィンランド、ポーランドに向けセールスを行う計画
次は7月3日付けのWorld Nuclear Newsにあった脱原発を決めたスイスについての記事です
Switzerland's 'challenging' energy policy
スイスは段階的原発廃止を決める一方、温暖化ガス削減計画においてさまざまな課題に直面していると同国のエネルギー政策を検証したinternation Energy Agency(IEA)は述べた。
2011年3月の福島事故を受け、スイスは寿命の尽きた原発の代替建設を行わないことによる脱原発を決めている。また温暖化ガス削減のも苦境を2020年までに20%削減としている。
スイスは現在五基の原発があり、電力の40%を担っており、それぞれの耐用稼動年数を50年と定めていることからBeznau 1が2019年に、Beznau 2が2021年に廃止になる。これら2基による供給配電量は730MWeとさほど大きくないが、2029年のGosgen(985MWe)そして2034年にLeibstadt(1165Mwe)が廃炉となるあたりが山でしょう。
新規原発を建設しないというスイスのエネルギー政策は2050年までに約330億ドルとなって同国にのしかかってくると環境・交通・エネルギー・コミュニケーション省は見積もっているのだそうです。
by fukimison | 2012-07-04 13:35 | つれづれ