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ブラジル、道路・鉄道に1330億大規模投資

相変わらず暑いです。

ロンドンの次は南米初のブラジル・リオオリンピック
ブラジルはオリンピックの前にワールドカップサッカーも開催することから、当然、インフラ投資は山盛り、

そこで8月16日付けThe StartのBrazil unveils plan to boost road, railway investmentをえらんでみました。

これの元記事はロイターが8月15日に発表したものでBrazil unveils plan to boost road, railway investmentは多くのメディアが配信しています。

「ブラジル政府は同国の時代遅れであり、過重なインフラ更新を含む道路および鉄道投資に向け、1330億レアル、420億ポンドの民間投資を行うと発表した。」

ざっと見たところ、2014のサッカーや2016年のオリンピックもさることながら、BRICS景気もこれあり、ブラジルは過去10年に平均4%強の経済成長を遂げてきたが、これをさらに続けるには国内インフラの高効率化を目指す必要があるのでインフラ整備資金が重要ということです。

必要なのはわかっているけど、南米特有の官僚機構や最近の環境アセスメントなどなどから、プロジェクトは遅遅として進まずといったところ。そこで民間セクターにと言う話がでてくるのですが、「大統領は民間セクターがインフラ投資を行うとしても相変わらず政府がリードし続けることには変わらず、新しい国営企業が将来のインフラ計画管理を行う計画だ述べた」とあります。

Brazil's BNDES development bank, the main source of corporate credit in the country, will provide subsidized loans for the projects.ということからも国策投資といえましょう。

肝心のプロジェクト内容ですが、コンセッション方式で行われ、時代遅れの道路・鉄道システムの改修と延伸で、最大10,000kmのおよぶ鉄道網への投資を行いたいとあります。
エコノミストからすると、渋滞する道路、港湾、鉄道網、空港ターミナル、すべて経済成長阻害要因となっており、これの解消が行われれば、政府の言う年5%の成長は可能かな?というかんじだそうです。

投資する場所を求めるお金の性質を考えると、余地の見える地域といったらインド・ブラジルを代表うる南米とアフリカ、でもアフリカはまだちょっと見えなさすぎ、ブラジルが程の良い所なのでしょうね。

by fukimison | 2012-08-17 15:17 | 公共財  

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