EIB、ブザンソン(仏)のトラムウエイ建設に7000万ユーロ
2012年 09月 10日
本日はフランスの話題を選んでみました。
9月6日付けKHLにあったものです。EIB funds tramway for French green city
記事によればEIB(欧州投資銀行)はブザンソン(仏)のトラム建設に7000万ユーロを供与すると発表、
トラム建設だけならそれほど珍しいものではないのですが、これは14.5kmのExclusive Lane Public Transport(ELPT)を建設するというものです。つまり公共交通機関専用レーンでのトラムです。この建設と同時に維持管理センターやパーク&ライド用施設5カ所の建設も行われ、このプロジェクトの総費用は2億2800万ユーロ相当に登るのだそうです。
もう少しと思い、EIBのプレスリリースを探してみました。EIB lends EUR 70 million for Besançon tramway
こちらにも同様のことが記されていますが、この融資は31駅が敷設される東西に伸びる全長14.5kmのトラムで、初のトラム専用レーンを持つ、132人の乗客を収容するトラム19両、維持管理・待避センター、パーク&ライド施設5カ所の建設に向けてのものであり、自家用車からモーダルシフトへの転換を促進するものだとあります。
このモーダルシフトにより騒音の減少、年間3150トンの二酸化炭素の削減が可能になるだろうとのこと
こういうのを読んで思うのは、公共交通機関の発達している日本でもとは言えないなぁ、いまの駐輪場問題は日本版パーク&ライドなのだろうか?しかしコンパクトシティ構想を読むと、なぜかトラムの建設が出てくる。トラムも良いけど、低床のハイブリッドバスじゃいけないの?なんですけど、いかがでしょうか?
by fukimison | 2012-09-10 11:13 | プロジェクト