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パキスタン、あの場所にアミューズメントパーク建設?

本日はこれです。
2月4日付けアル・アラビア紙のPakistan plans ‘amusement city’ for bin Laden town

記事は「パキスタン政府はオサマ・ビン・ラーディンが米特殊部隊に殺害された町に、3000万ドルを費やし動物園やスポーツ施設が付設されたアミューズメントパーク建設を計画中だと政府筋が発表した」で始まります。

オサマ・ビン・ラーティン殺害地に遊園地!
日本人には思いつかない発想です。いや、福一以降、高線量といわれる東京でオリンピックを開催しようというほうがすごいという説も。。。。

ともかく記事は「アボタバッド周辺域の川べり、そこは2011年5月2日に米シールズがアルカイーダの指導者を殺害した場所であるが、を50エーカーに渡って開発する計画は、レストラン、人口の滝、heritage centerなどが建設される予定だ」と続きます。この時のheritage centerはどういう性格のたてものなのでしょうか?パキスタンの文化・風習は良く解らないのですが、ふつう英語的に考えると何か記念碑的な建物という理解なのですが、ちょっと記念碑と殺害はイメージがつながりません?

記事によると「ビン・ラーディンとは関係のない計画だ」と述べたとありますけどね。

この工事計画は官民パートナーシップで行われ、同地域を観光地として押し上げる目的の元行われるとあります。50エーカーというのも第1期計画であり、8年かけて最終的には500エーカーにまで広げるのだそうです。

アボッタバッドは首都イスラマバードから北に50kmのヒマラヤの山麓に位置する静かな緑豊かな町とあり、イスラマバード在住の富裕層が週末を過ごしに来るところだそうで、東京的に考えると箱根か伊豆みたいなところでしょうか?

ビン・ラーディンが妻や子供と一緒に殺害された住宅はアルカイーダの信奉者の聖地と化さないようにするため、当局によって撤去されたそうです。

by fukimison | 2013-02-05 16:06 | プロジェクト  

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