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ロンドン東部再開発

気がつけば6月、入梅、

トルコはどうしたのか?イスタンブールはボスポラス海峡を渡るトンネル工事をしていたはずだけど、どうなっているのだろう?この調子ではオリンピック委員会はイスタンブールを避けるだろう、オリンピックといえばこの前のロンドン、ポストオリンピックでも再開発は続く、こんなに再開発して大丈夫なのだろうか、

6月10日付けFT紙はSilvertown Quays project given go-aheadとして再開発プロジェクトにジョンソン市長がゴーサインを出したことを伝えています。

ロンドン、ドックランドのシルバータウンキー地域を「ブランドパビリオン」として変身させる再開発計画(15億ポンド)にジョンソン市長は同意。

50エーカーの敷地は1500の住宅にくわえ、商業および小売店舗、ビジネス促進スペースで構成される予定。

開発事業者のSilvertown PartnershipはChelsfield Properties(開発事業者)と First Base(再発専門業者)によるコンソーシアム。この土地の所有者であるThe Greater London Authorityが2012年に同社を優先開発業者に選定、マスタープランを含む計画概要申請はアラップによって作成され、2014年にNewham議会に提出の予定。

このニュースはBBCも6月10日にShopping destination for Silvertown Quays in £1.5bn dealとして報道しています。

こちらでは「このNewhamで行われる計画は9000人の職の創設、そして2038年までに65億ポンドの経済効果を見込んでいる」とあります。さらに「計画の一部として同地域とExCelを結ぶ新しい橋梁の建設が予定されており、これにより新しいクロスレイル駅とのアクセスが確保される」とあり、地域の利便性向上が伝えられています。

この再開発の目玉はブランドパビリオン、世界的に有名なブランドを結集しブランドパークにしようというもの、いまのところアップルやナイキの名前が挙がっています。

しかしいまさら有名ブランドが結集し、ブランドのディズニーランドと目指したところで、そこを目掛けて人は集まるのだろうか?

世界的開発事業者が考え、大勢のコンサルやマーケターと際限なく議論を重ねて作り上げた計画なのだから、キット上手く行くのでしょう。

by fukimison | 2013-06-12 21:37 | 不動産  

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